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ソニー、長引く不況の影響

サムスン電子やアップルは業績好調だが…

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2009年8月6日(木)

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Kenji Hall (BusinessWeek誌、東京支局テクノロジー担当記者)
米国時間2009年7月30日更新 「Sony Is Still Feeling the Recession's Bite

 世界的な不況により、ソニー(SNE)の業績は依然として大打撃を受けている。

 ソニーは7月30日、4~6月期決算を発表。営業損益は257億円の赤字(前年同期は734億円の黒字)で、売上高は前年同期比19%減の1兆5999億円だった。内容は同社の想定ほど深刻ではなかったが、今後数カ月間はエレクトロニクス業界での厳しい価格競争が予想されるため、2010年3月期の通期業績は1100億円の営業赤字見通しを据え置いたと、大根田伸行CFO(最高財務責任者)は語った。

 ここ数カ月間、金融危機と不況のあおりを受け、ハワード・ストリンガー会長兼CEO(最高経営責任者)の業績回復に向けた取り組みは難航している。大根田CFOは業績不振の原因として、世界不況と米ドル及びユーロに対する円高の進行を挙げた。円高の影響でソニー製品の価格競争力が低下していることに加え、海外収益が目減りしているのだ。

 目下の焦点は、ソニーがテレビ部門とゲーム部門で赤字から脱却できるかどうかだ。両部門の低迷により、過去4年にわたって指揮を執ってきたストリンガーCEOには、さらなる改革の実行が求められている。ソニーは4~6月期、構造改革費用として339億円を計上。「来年中には(テレビとゲーム)両部門の黒字化を目指す」と、大根田CFOは東京で記者団に語った。

競合企業は好業績

 ストリンガーCEOに求められているのは、早急なソニーの業績立て直しだ。その一方で、アナリストらは、ソニー経営陣は業績不振に気を取られるあまり、現在不足している画期的な新製品の開発に向けた投資をなおざりにしていると指摘する。

 ソニーは液晶テレビ市場で、韓国の総合電気大手サムスン電子に次ぐ世界2位のシェアを誇っているが、アナリストの予想では、昨年14%だったシェアは今年、12%を下回る見通しだ。

 また、スイスの金融大手クレディ・スイス(CS)の試算では、ソニーの携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」の世界販売台数は、米電子機器大手アップル(AAPL)の「iPod(アイポッド)」の6分の1に過ぎない。

 電子書籍端末の草分けである「ソニー・リーダー」も、今では米オンライン書籍販売大手アマゾン・ドット・コム(AMZN)の競合機種「Kindle(キンドル)」の後塵を拝している。さらに、据え置き型ゲーム機でも、ソニーの「プレイステーション3(PS3)」は任天堂(7974.T)の「Wii(ウィー)」に水をあけられている。

 ソニーと競合他社との最も顕著な違いは、業績を見れば一目瞭然だ。サムスンとアップルの4~6月期決算は、ソニーとは異なり、好業績となった。韓国ウォン安の恩恵を受け、サムスンの営業利益は前年同期比5%増加。売上高も同12%近く上昇した(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2009年7月31日「韓国サムスン、テレビ好調で大幅増益」)。一方のアップルも、営業利益と売上高がそれぞれ、前年同期比20%と12%の増加となった(BusinessWeek.comの記事を参照:2009年7月21日「Apple's iPhone Fuels Robust 3Q Sales」)。

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