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米ドリームワークス、資金難ようやく解消へ

スピルバーグ監督、新作映画製作に向けて一歩前進

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2009年8月24日(月)

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Ronald Grover (BusinessWeek誌、ロサンゼルス支局長)
米国時間2009年8月17日更新 「Credit Finally Loosens Up for DreamWorks

 世界的な信用市場収縮の影響で、世界の映画界を代表する監督、スティーブン・スピルバーグ率いる米映画会社ドリームワークスも、ここ10カ月ほど資金難に苦しんでいた。同監督と長年の事業パートナー、ステイシー・スナイダー氏が資金繰りに苦しむ姿は、金融機関が融資に及び腰で、スピルバーグ監督ほどの大物でさえ資金調達がままならないハリウッドの窮状を象徴していた。

 だが、そんな状況にも改善の兆しが見え始めたようだ。ドリームワークスが8月17日に発表したところによると、長年の取引金融機関である米銀大手JPモルガン・チェース(JPM)の証券部門JPモルガン・セキュリティーズが、シンジケート団(協調融資団)との長い交渉の末、3億2500万ドル(約310億円)のシニアローン(通常の融資)の契約を取りまとめ、新作映画の製作開始の目処がついたという。

 スピルバーグ監督らはさらに、インドの娯楽大手リライアンス・ビッグ・エンターテインメントから同じく3億2500万ドルの株式出資と、ドリームワークス作品を配給する米娯楽大手ウォルト・ディズニー(DIS)からの推定1億7500万ドル(約160億円)の拠出を受け、合計8億2500万ドル(約780億円)の資金を確保。計画通り、年間5~6本の映画製作を開始する見通しだ。

 新作映画の第1作目は、「ミート・ザ・ペアレンツ」のジェイ・ローチ監督、ポール・ラッドとスティーブ・カレル主演のコメディー映画「Dinner for Schmacks(邦題未定)」)となりそうだ。映画製作費は米映画大手パラマウント・ピクチャーズ(VIAB)と米映画会社スパイグラス・エンターテイメントが共同で出資。配給は、ドリームワークスが独立する際にパラマウントと交わした一部作品の共同製作合意に基づき、パラマウントが担当すると見られる。

難航した資金調達

 スピルバーグ監督は先ごろ、1950年製作のジェームズ・スチュワート主演のコメディー映画「ハーヴェイ」のリメイク版の脚本を承認。身長6フィート(約183センチ)の架空のうさぎを親友と思い込んでいる男性を描いたこの映画は、2010年1月の撮影開始が予定されている。

 リメイク版ハーヴェイは、映画の原案となった舞台作品の版権を所有する米メディア大手ニューズ・コーポレーション(NWS)傘下の20世紀フォックスと共同で制作され、契約に基づき、ディズニーが配給する最初のドリームワークス作品となる。だが、フォックスとディズニーへの興行収入の収益分配方法については、今後の協議が必要となる。

 とはいえ、独立したドリームワークスのこれまで最大の“成果”は、同社への融資に応じる金融機関を確保したことにあると言えそうだ。

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