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米アップル、ジョブズCEO復帰でさらに快進撃

利用者の購買を促す作戦で、売り上げ増を図る

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2009年9月16日(水)

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Aaron Ricadela (BusinessWeek誌記者、シリコンバレー)
米国時間2009年9月10日更新 「Jobs Returns with Devices to Boost Apple's Shares

 米アップル(AAPL)は9月9日、携帯音楽プレーヤーの新製品発表会を米サンフランシスコで開催した。同社の熱心なファンの反応から見ると、この発表会は期待外れだったようだ。

 タブレット型コンピューターの発売や、ビートルズの楽曲を音楽管理ソフト「iTunes(アイチューンズ)」で扱うとの発表はなく、製品紹介を聞く聴衆から大きな歓声や喝采が上がることもなかった。発表会前に回復傾向にあった株価は、約1%値を下げた。

 しかし投資家らは、携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」の新型機やiTunesの新バージョンなど、この日発表された新製品の効果で同社販売店に客足が戻り、iPod向けの音楽配信やアプリケーションの販売が増え、ウィンドウズパソコンから同社パソコン「Mac(マック)」への乗り換えが進むとの期待から、アップルの株価はほどなくして上昇基調に戻ると見る。

 さらに、同社のカリスマCEO(最高経営責任者)スティーブ・ジョブズ氏が同社イベントで約1年ぶりに公の場に登場したことも明るい材料だ。

 市場アナリストらは、アップルの株価が9月8日の終値で付けた172.93ドルという52週ぶりの高値に続いて、今後さらに伸びると予測している。アップル株に買いの評価を付けている米証券会社カウフマン・ブラザーズのアナリスト、ショー・ウー氏は「メディアとテクノロジーの融合を進めるうえで、アップルは依然、特に優れたソリューションとなる企業の1つだと考えている」と語る。同社株価は翌9日に1.79ドル値下がりし、171.14ドルとなった(編集部注:14日の株価は173.72ドル)。

 今回の発表会の目玉の1つとなったのが、同社のカリスマCEO、ジョブズ氏の登場だった。例によって、会場はジョブズ氏の独壇場と化し、集まった同社従業員、報道関係者、ブロガー、ソフトウエア開発者らに語りかけるような調子で、同氏は巧みなプレゼンテーションを展開した。

 ジョブズ氏は発表会の冒頭、無言でステージに登場。公の場から遠ざかっていた同氏からすると、それ自体が1つのメッセージだった。そして、総立ちで拍手する聴衆のスタンディングオベーションにも無言で応えた。

 「ジョブズ氏が戻ってきたことだけで満足だという投資家もいる」と、米FTNエクイティ・キャピタル・マーケッツのマネージング・ディレクター、ビル・ファーンリー・ジュニア氏は話す。同氏もアップル株に買いの評価を付けている。

ジョブズ氏の休養中に株価は倍に

 ジョブズ氏はかなりやせ、最初は声にもやや張りがなかったが、話が進むにつれて次第に活力が戻り、6月に復帰した業務については、やる気と情熱を見せた。すい臓ガンと闘ってきた同氏は、今年に入って肝臓の移植手術を受けていた。同氏は「交通事故で亡くなった20代半ばの方の肝臓をいただいた」と話し、聴衆にもぜひ臓器提供者になってほしいと訴えた。

 ジョブズ氏は「アップルに戻り、毎日を楽しんでいる」と語り、ティム・クックCOO(最高執行責任者)をはじめとする同社幹部が、同氏の留守中に「実に巧みに」会社を運営してくれたことに感謝した。

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