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米ツイッター、10億ドルの企業価値は過大評価か

広告掲載の計画は今のところなし

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2009年10月1日(木)

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Stephen Baker (BusinessWeek誌シニアライター、ニューヨーク)
米国時間2009年9月24日更新 「Is Twitter Worth a Billion Bucks?

 米マイクロブログサイト「Twitter(ツイッター)」では、愛用者から手厳しい声が上がることがある。9月24日にウォールストリート・ジャーナル紙で、ツイッターが1億ドル(約89億円)の資金を調達し、企業価値が10億ドル(約890億円)と評価されたとの報道があると、最大140文字という同サイトの投稿制限の範囲内で、嘲笑の言葉が次々と寄せられた。「ばかげた査定額だ」(ユーザー名Nicklippis氏)、「どこかで聞いたような話だ。かつて高評価を受けたイートイズ・ドットコムも、その後破産した」(ユーザー名ericclovesbacon氏)などだ。

 確かに、売り上げがほとんどない企業に10億ドルの値が付くのは、ドットコムバブルの頃の行き過ぎた評価を彷彿とさせる。今回の査定の根拠は、まさに当時と同じ発想によるもので、単一の企業というよりも、コミュニケーションとデータを包括する基盤としてツイッターを評価している。米ファウンドリー・グループのマネージング・ディレクターであるセス・レバイン氏は、「企業にとっても一般利用者にとっても、ツイッターはますます重要なプラットフォームになりつつある」と話す。

 今回の高評価の裏には単純に、ツイッターが巨大な勢力に成長するとの目算がある。企業活動に必要な情報を得るための有力な情報源として、あるいは世界中の消費者にピンポイントで売り込みをかけるためのチャネルとして、またマーケティング関連や報道関連の新興企業の生育の場として、同サービスには高い期待が寄せられている。

 その一方で、もちろんリスクもある。今後、ツイッターの人気が失速し、風変わりな一時的流行として数年後には過去の思い出になっている可能性も否めない。あるいは、米フェースブックや米グーグル(GOOG)などの競合他社に飲み込まれている可能性もある。

 だが、次の成長株をしっかりと押さえておきたい投資家からすると、目ぼしい候補がほかにどれだけあるかという疑問もある。米ファウンデーション・キャピタルのゼネラル・パートナー、ポール・ホランド氏はこう話す。「世界規模の利用者を抱え、無限に近い可能性を秘めた企業は、5年ほどの周期で出現する。5年前はフェースブックだった。現時点では、ツイッターがソーシャル・ネットワーキングの“次の大物”と言えそうだ」。

 ツイッターは新たに手にする1億ドルの豊富な資金を元手に、勢力拡大に向けた企業買収に乗り出すと考えられる。観測筋によると、買収先の候補は検索とマーケティング情報が有力な分野で、企業ユーザーはこうした機能を使って、顧客や潜在市場の動向をより詳しく把握できる。

ウェブの“今”をリアルタイムで活用

 現在、ツイッターのユーザー数はフェースブックの10分の1に過ぎないものの、その検索機能は極めて重要な情報源となりつつある。人々が今何を考え、製品や宣伝にどのような反応を見せているのか、逐次把握できるからだ。

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