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「政策の打順」組み誤った民主党

外遊、八ツ場ダム、対官僚…、いずれも二の次ではなかったか

  • 吉田鈴香

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2009年10月14日(水)

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 民主党政権が本格的に始まった。7~8月、このコラムで「政治シリーズガラガラポン」を連載して、筆者は政治の行方を大いに懸念、あるいは期待するようになった。

 発足後100日間は静観していたほうがいいのかと思い、論評を自発的に遠慮していた。だが、「無為の国」思想そのままに政治不在でも毎日が動く日本での暮らしを味わうにつけ、政府運営に言及せずにいるのはもったいない、と思うに至った。

 筆者、再び、政治について筆を執る。

大型台風への対応もなし、「脱官僚」の実態

 10月7~8日、大型の台風18号が日本列島を南北に縦断していった。死者2人、負傷者110人超(9日現在)という状況である。激しい雨と風のため、航空網はもちろん、各地の鉄道網は寸断された。

 国民は、気象庁の呼びかけをニュースなどで聞いていたが、最も防災情報を求めていた10月8日24時の時点で、防災の大本である内閣府の防災担当からは何の声も届いてこなかった。

 総務省消防庁、国土交通省などはホームページにて情報を掲載していた。内閣府のホームページが9月15日から10月9日午前1時30分まで止まってしまったことは、ネットの世界では有名であるから、ご存知の方も多いことだろう。

官邸は外遊優先で、人事権を握らなかった

 防災担当の内閣府特命担当大臣は、前原誠司氏である。

 台風18号は、伊勢湾台風並みの台風かと脅威を叫ばれていた台風である。その情報を耳にして、何をどう指示すべきか、前原大臣は分からなかったのかもしれない。家族間で台風が話題に上っても、それが自分の仕事と結びつかなかったのかもしれない。

 なるほど、「政治主導」とはこういうことかと、実際に政府内で起こっている事態がうかがい知れた。「脱官僚」という名のもと、大臣・副大臣・政務官と、官僚とのつながりが断ち切れている。

 内閣府に限らず、現政権の大臣たちは人事権を握っていないのだから、当然である。

 加えて、経験のない大臣たちは、事務方から情報を受ける、指示を出す、仕事をさせる、報告を受ける、と言う仕事の循環をイメージできていない。どう仕事を転がせばよいのか、皆目、分からず立ち往生しているのではないか。

いったん解任、方針伝えて再任、なぜしなかった

 もしも筆者が首相なら、まず、官邸でいったん全省庁の局長、審議官をいったん解任する。そして、各大臣が個別に局長、審議官らと会い、方針を伝え、それに従うことを確約させた後、再任する。

コメント34件コメント/レビュー

吉田さんの記事は極端過ぎませんか。誕生2ヶ月の政権にそこまでダメだしすることもないと思いますが。むしろ、短期間でここまで記事にできるだけの政策と話題が出てきたことを評価し、良し悪しを結論付けるのはもう少し後でも良いのでは。また、すぐ極論に行かないで、自民政権との比較とか、実現可能な提言とか冷静かつ客観的な評論を期待したいですね。(2009/11/11)

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いただいたコメント

吉田さんの記事は極端過ぎませんか。誕生2ヶ月の政権にそこまでダメだしすることもないと思いますが。むしろ、短期間でここまで記事にできるだけの政策と話題が出てきたことを評価し、良し悪しを結論付けるのはもう少し後でも良いのでは。また、すぐ極論に行かないで、自民政権との比較とか、実現可能な提言とか冷静かつ客観的な評論を期待したいですね。(2009/11/11)

ミサイル問題を記事にしてください。ミサイルの問題は二つの要素を含んでいます。■1つは首相の危機管理能力。もう1つは官僚側のサボタージュ。前者は官僚側からの報告があったにも関わらず、対策室等を設置していなかった場合。後者はそもそも首相に報告していない場合。現状の首相の対応力と官僚側の姿勢双方が正せる良いお題だと思うんですが如何でしょう。このネタは吉田先生ご専門の気がしますけど。■どちらが真実か。どちらにせよ平和ボケの指摘は免れないでしょうが。 dsnk(2009/10/19)

経済のことは亀井さんに聞け。亀井さんの周りには、自民党を牛耳った新古典派経済学者からつまはじきにされたケインズ経済学者が集まっている。今することは、ケインズ政策である。一開業医として言うが、アメリカの民主党を見習い、豚インフルエンザのワクチンを無料で接種せよ。医療関係者は有料でもいいが、一般人は無料にせよ。優先順位に沿って、どんどん打つべきである。(2009/10/18)

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長