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三菱重工、豪華客船の「誤算」

ロシアLNG輸送船の大型商談に活路見いだす

  • 佐藤 紀泰

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2009年10月22日(木)

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 国内造船業界の雄である三菱重工業がロシアでの液化天然ガス(LNG)輸送船の大型商談などで、攻勢に打って出ている。10月1日付では歴史的な組織改革にも踏み切った。

 それを指揮するのが、造船部門トップの飯島史郎常務だ。ただ、三菱重工にとって最大の誤算はやはり、昨年秋のリーマンショックによって、ほぼ内定していた豪華客船の受注が先送りになったことだ。その痛手を取り返すことができるのか。


 三菱重工の飯島常務は「豪華客船の商談は続いている。景気が回復すれば、受注チャンスはある」と強調する。

 実は昨年秋のリーマンショックが起きていなければ、三菱重工の長崎造船所は今頃、忙しさでてんてこ舞いしていたはずだった。1隻1000億円規模の豪華客船2隻を世界のクルーズ大手である米カーニバル社から受注することがほぼ確定していたからだ。

三菱重工業が建造した豪華客船「ダイヤモンドプリンセス」
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 最終的な価格決定を残すだけというタイミングで、世界金融恐慌が起きた。カーニバルは三菱重工が2002年に火災事故を起こした「ダイヤモンドプリンセス」の発注元である英P&Oを買収した会社である。

豪華客船の穴をLNG輸送船で埋める

 火災事故がありながらも、その後の三菱重工の迅速な対応が評価された。あともう一歩で豪華客船の再受注にこぎつけることができたはずだった。

 三菱重工は最近2年間、比較的に慎重に受注案件を選んできた。それは豪華客船という大仕事があると思っていたからだ。

 豪華客船は欧州大手が伝統的に強く、ライバルである韓国の造船大手は作れない。三菱重工にとって最大の差別化製品として期待していた。

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