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中国と台湾の半導体メーカーの争いに終止符

中国のSMICと台湾のTSMCが和解へ

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2009年11月16日(月)

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Bruce Einhorn (BusinessWeek誌香港支局、アジア地域担当エディター)
米国時間2009年11月9日更新 「Cease-Fire in the China-Taiwan Chip War?

 上海に本社を置く中国の半導体最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC、SMI)は、その設立当初から、半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC、TSM)と対立し、敗北を重ねてきた。SMICは、張汝京(リチャード・チャン)氏がもともと経営していた別の会社がTSMCに買収されたのを機に独立し、2000年に設立した企業だ。だが、SMICの幹部がTSMCの技術者を引き抜いてSMICに呼び寄せて以来、TSMCの法務部隊はSMICを目の仇にしてきた。

 2003年には、企業機密を不正に奪われたとしてTSMCがSMICを訴えたが、SMICが1億7500万ドル(約157億円)を支払うことで2005年に和解が成立した。2006年には、逆にTSMCに不公正な競争行為があったとしてSMICが中国の裁判所に提訴したが、こちらもTSMCの勝訴となった。現在、SMICはこの判決を不服として上訴している。また、米カリフォルニア州でも、TSMCの主張を認めた昨年の判断について、SMICは控訴審の判決待ちの状態にある。

 先日、TSMCがまた1つ勝利を収めたことで、両社の争いにいよいよ終止符が打たれる可能性がある。2005年の和解の合意内容に違反したとして、2006年にTSMCがSMICを再び訴えていた裁判で、カリフォルニア州アラメダ郡高等裁判所の陪審団は11月3日、TSMC勝訴の判決を下したのだ。現在は、SMICが支払うべき損害賠償について審理中だが、その評決は不要になる可能性もある。ロイター通信が11月9日付で報じたところによると、両社は和解に向けた交渉を進めているというからだ(編集部注:その後11日、両社は和解に至った)

今後の展開はいかに

 両社とも、ロイターの報道について直接のコメントは避けているが、和解の可能性については否定していない。TSMCの広報担当者であるJ・H・ツェン氏は、当初の2005年の和解を引き合いに出して、競合相手と合意に達することは可能だとしており、「SMICとはかつて和解に至ったことがあり、今回再び和解に至る可能性は何ら排除しない」と述べている。SMIC側も同様で、同社広報担当のJ・マシュー・シマンスキー氏は、「当社が取り得る選択肢を今後も引き続き検討する」と述べている。

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