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スバル、米国販売が絶好調

落ち込むライバルを尻目に快進撃のワケ

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2009年11月20日(金)

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Ian Rowley (BusinessWeek誌、東京支局特派員)
米国時間2009年11月11日更新 「Subaru: Japan's Hottest Car Company

 富士重工業の自動車部門「スバル」は、長い年月をかけて、独自路線を歩む自動車メーカーのイメージを築き上げてきた。日本の自動車大手の生産するクルマが高い信頼性を誇る反面、時として面白みに欠ける一方で、スバルはボクサー(水平対向)ターボエンジン搭載のスポーティーな4輪駆動(All Wheel Drive=AWD)車とSUV(多目的スポーツ車)の製造に特化してきた。

 ところが今年、ほかの自動車メーカーと比べてスバルが抜きん出ているのは、別の理由からだ。多くのライバルと異なり、米国での販売が好調なのだ。スバルの米国での1~10月累計販売台数は、前年同月比13%増の17万6590台。米国市場の1~10月の新車販売が全体で前年同期比25%減となる中、これは目をみはる業績だ。

 また、1~10月の米国販売台数が2万台以上の自動車メーカーの中で、販売伸び率でスバルを上回っているのは、ウォン安の恩恵を受けている韓国の自動車大手、現代自動車(ヒュンダイ)とその傘下の起亜自動車(キア)のみだ(BusinessWeek.comの記事を参照:2009年2月2日「Kia Is Ready to Score During Recession」)。

 富士重工の森郁夫社長は11月2日の記者会見で、「このような劇的な業績回復には誰もが驚かれたかもしれないが」と述べたうえで、「当社にはいいクルマがある」と胸を張った。

 スバルの快進撃は当面続きそうだ。スバルは通期(2010年3月期)の世界販売台数見通しを、従来予想から3万7600台増の54万5500台に上方修正。米国での販売台数は、過去最高となる21万6400台を見込んでいる。

 日本の輸出産業の例に漏れず、スバルも依然として円高に悩まされてはいる。だが、少なくとも2010年3月期通期の営業利益は、わずかながらも黒字の見込みとなった。従来予想では、350億円の赤字としていた。

新型車を次々に投入

 ここで、スバルの業績が好調な理由を探ってみよう。

 まず、車種をほぼ一新したことが挙げられる。スバルは今年、セダン「レガシィ(日本名:レガシィB4)」とSUV「アウトバック(日本名:レガシィアウトバック)」の新モデルを発売。昨年は新型SUV「フォレスター」を、そして2007年には小型車「インプレッサ」の新モデルを投入している。

 また、米国市場シェア約2%と、ニッチ市場で戦ってきたスバルにとって、使い勝手の良い中型のレガシィやクロスオーバーSUVが、従来顧客の強い支持を集めていることもプラスに働いたようだ。

 米調査・コンサルティング会社IHSグローバルインサイト日本支社の上級市場アナリスト、クロカワミツル氏は、「便利で実用的なクルマを求める消費者が急増している。スバルが生産しているのはまさにそんなクルマ」と語る。

コメント3件コメント/レビュー

自動車会社関係者から、見ての富士重工の評価は、技術者目線では、レベルの高い車両を開発していますが、営業、ユ-ザ-からみて、売れる車を開発しているとは思いません。要するに中島飛行機の過去の栄光に夢見ていると思います。技術者が自己満足では、経営は良くならないと思います。この記事で、アメリカ市場好調=富士重工業績好調と誤解させると思います。今世界の趨勢は、エコカ-、小型車、中国、インド等のポイントとは、かけ離れた会社方針の気がします。私は、スバル360からこの会社の車が好きです。(2009/12/04)

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自動車会社関係者から、見ての富士重工の評価は、技術者目線では、レベルの高い車両を開発していますが、営業、ユ-ザ-からみて、売れる車を開発しているとは思いません。要するに中島飛行機の過去の栄光に夢見ていると思います。技術者が自己満足では、経営は良くならないと思います。この記事で、アメリカ市場好調=富士重工業績好調と誤解させると思います。今世界の趨勢は、エコカ-、小型車、中国、インド等のポイントとは、かけ離れた会社方針の気がします。私は、スバル360からこの会社の車が好きです。(2009/12/04)

私はもスバルオーナーです。紹介されている"SubaruLove"のサイトを見てみました。CMが掲載されていましたが、見ていてジーンときました。スバルオーナーがスバル車に感じている特別な思いを映像にしてあると思いました。詳細はわかりませんが、北米での好調さの大きな要因としてこのキャンペーンの影響はおおきなったのではないかと思います。スバルオーナーはしばしば「スバリスト」と呼ばれ、半分揶揄されながらも、スバル車への独特な誇りや愛情が指摘されます。日本でもこうしたオーナーの気持ちにこたえてくれるキャンペーンが行われるのを期待したいと思います。(2009/11/21)

スバルオーナーですが、逆に国内ユーザー向けのディーラーの対応などはお粗末になって来ている様な気がします。整備、車検は、購入したディーラーでは頼りなくて、他の民間車検会社に持ち込んでいます。 そちらの方が状態の説明もきっちりして貰え、安心だからです。パーツの劣化による交換も、要・不要を実際に立会いで見ながら説明してくれます。ところが購入したディーラーでは、担当の営業が辞めていなくなると、さも、冷やかしの客の様な扱いで、信頼していた整備の人間も辞めていて、素人の私より知識の無い人間に説明をする始末です。 記事を読んで、日本人を疎かにした姿勢はさもありなん、と言った気がしました。 次はスバルだけは買いません。いえ、良いと思っても不安で買えません。(2009/11/20)

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