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オンライン音楽配信ビジネスに陰り

米マイスペースが米アイミームを買収?

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2009年11月27日(金)

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Douglas MacMillan (BusinessWeek誌スタッフライター、ニューヨーク)
米国時間2009年11月20日更新 「Is MySpace Buying Imeem?

 米オンライン音楽配信サービス・音楽専門SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)会社アイミームが、米SNS大手マイスペースに安値で身売りするとの観測が伝えられ、広告を収入源とするストリーミング音楽配信サービス事業者の窮状が鮮明になってきた。

 ある事情筋の話によれば、米メディア大手ニューズ・コーポレーション(NWS)傘下のマイスペースが、2003年創業のアイミームを買収する交渉が合意間近であり、現金約100万ドル(約8900万円)と社員への支払い総額900万ドル(約8億円)相当が買収条件となりそうだという。これまで出資者から2480万ドル(約22億円)もの金額を集めてきたアイミームにとって、この提示額はあまりに低い。

 同時に、低迷する音楽業界にとって一筋の光明と目されていた広告収入型オンライン音楽配信サービス各社にも、厳しい現実を突きつけられることになった。

 現在、アイミームと同様の新興企業十数社は、サイト上でほぼあらゆる楽曲をいつでも無料で聞けるサービスを提供し、曲を再生するごとに少額のライセンス料をレコード会社に支払うビジネスモデルで利益を上げようと苦闘している。

 そんな中、人気を集め、利用者が数百万人に達したアイミームだが、曲の再生回数の増加によってライセンス料の支払いが増える一方で、それに見合う広告収入は得られていない。

 こうした状況の下、情報技術(IT)ニュース専門ブログ「TechCrunch(テッククランチ)」は11月16日、マイスペースがアイミームを買収する計画で交渉中だと最初に報じた。

 アイミームと同様、広告を主な収益源として音楽配信サービスを無料で提供する英新興オンライン音楽配信サービス会社スポッティファイは、先日、レコード会社とのライセンス料に関する契約交渉で好条件が得られなかったため、米市場への参入を延期すると発表した。

 一方のマイスペースは、広告収入型の無料ストリーミング音楽配信サービス「マイスペース・ミュージック」で、レコード大手4社との契約に合意している。だが最近、マイスペース・ミュージックはサービスを縮小。利用者がプロフィールのページにアクセスするごとに自動的に曲をかけるなどのサービスを提供しなくなった。その結果、マイスペースも広告収入型ビジネスで利益を上げられずにいるのではないかとの憶測が広がっている。

レコード会社の高いライセンス料を批判する声も

 米映像・音楽再生ソフト大手リアルネットワークス(RNWK)傘下の米オンライン音楽配信サービス会社ラプソディーのニール・スミス事業運営担当副社長は、各レコード会社に批判の矛先を向ける。「音楽業界はコンテンツに過剰なライセンス料を請求している。そのため、持続可能なビジネスモデルが成立しない環境になっている」(スミス副社長)。

 こうした批判意見について、レコード大手各社にコメントを求めたが、記事掲載までに返答は得られなかった。

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