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2010年の韓国経済は3~4%成長へ

輸出主導で景気回復、内需は力不足

  • 毎経エコノミー

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2009年12月2日(水)

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韓国の6大経済シンクタンクと経済協力開発機構(OECD)は、来年の韓国経済の成長率を3.2~4.4%と予想している。景気は穏やかに回復し、成長率は金融危機以前の水準に戻るとの見方が多い。

 以下では成長率、民間消費、設備投資、経常収支、消費者物価、失業率、金利の各項目について、来年の動きを見通してみる。

成長率
 今年、深刻な不況にさらされた韓国経済は、来年は穏やかに回復するとみられている。多くのシンクタンクの予想成長率は3~4%台と、韓国の潜在成長率(3.8%)の水準に戻る見込みだ。

 経済成長の牽引車は輸出。内需よりも輸出主導型の景気回復になるだろう。韓国金融研究院によれば、2010年は総輸出の成長寄与度が3.9%に達するが、民間消費と設備投資の寄与度はそれぞれ1.7%と0.7%にとどまる見通しだ。

製造業を中心に設備投資再開

民間消費
 2009年は政府の景気刺激策が民間消費を引っ張る格好だった。しかし来年は、自律的な消費拡大に転じると予想される。

 民間消費が堅調に伸びると見る理由は複数ある。まず、失業の増加と賃金の下落に歯止めがかかり、家計の消費抑制が緩和に向かうとみられること。輸出増加による所得回復やウォン高による輸入物価の下落も、民間消費の活性化を後押しする。世界的な景気回復により、株式市場や不動産市場が安定すれば、それも追い風になるだろう。

 とはいえ、長期的な問題は依然存在する。10年前のアジア通貨危機以降、韓国社会では雇用や老後への不安、教育費の増加などに対応するため、国民が財布の紐を締め続けてきた。来年もこの基調に変化はないだろう。家計の負債増加や、政府の“出口戦略”による金利上昇も潜在的な不安要素だ。

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設備投資
 世界金融危機がもたらした不況と不確実性により、今年の設備投資は凍りついた。その分、来年は久々の大幅増加が見込まれる。世界経済が回復し、輸出も増えるため、製造業を中心に設備投資が再開されるだろう。

 2010年の設備投資は7~9%台の成長が見込まれる。もっとも、今年に比べればましだが、必ずしも高い水準ではない。2006年と2007年、設備投資はそれぞれ8.2%と9.3%の増加率を見せていた。

 また、設備投資全体は増加しても、建設投資は今年より落ち込むとの見方が多い。今年は金融危機の影響で全産業の投資が冷え込んだが、建設だけはそれなりの実績をみせた。それは韓国政府が進める4大河川工事など、公共投資が大幅に増加したおかげだ。

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