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韓国財閥トップに“第4世代”が登場

次世代への経営継承が加速、不透明な世襲に批判も

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2009年12月10日(木)

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韓国企業の歴史が長くなるとともに、創業者の第2~3世代はもちろん、第4世代が経営陣に加わるケースが増えてきた。(トップの世襲が多い)韓国の企業風土を考えると、彼ら第4世代が企業の命運を左右する可能性がある。韓国大財閥の経営権承継は、どこまで進んでいるのだろうか。

 いわゆる“30大グループ”の中で、第4世代の経営が既に始まっているのが斗山グループだ。今年で創業112周年を迎え、韓国では最も歴史の古い企業の1つである。

 グループの名誉会長であるパク・ヨンゴン氏の長男、パク・ジョンウォン氏(斗山建設会長)が最高経営者となり、次男のパク・ジウォン氏が斗山重工業の社長に就任した。創業者である故パク・スンジク氏から、その後を継いだ故パク・ドゥビョン氏、パク・ヨンゴン名誉会長、パク・ジョンウォン斗山建設会長と、4世代にわたって経営が受け継がれてきた。

 斗山グループでは最近、第4世代が積極的に経営に参画している。パク・ジョンウォン氏は、第4世代で初めてグループの代表理事に就任した。弟のパク・ジウォン氏は、斗山重工業の社長としてタービンのコア技術を持つチェコの発電設備会社、スコダパワーの買収を指揮し、注目を浴びた。

 その他にも、グループ会長のパク・ヨンソン氏の息子であるパク・ジンウォン氏(斗山インフラコア常務)、パク・ソクウォン氏(斗山重工業常務)が経営陣に加わっている。今後は彼ら第4世代の指導力が拡大していくと予想される。

サムスンの経営権承継は時間の問題

 サムスングループ、LGグループ、現代自動車グループなど、韓国を代表する大財閥では、現時点では第2~3世代による経営体制になっている。サムスンの創業家では、CJグループと新世界グループで第3世代が経営権を掌握した。

 CJグループ会長のイ・ジェヒョン氏は、経営権を継承した後、持ち株会社への転換を通じて支配構造を固めた。新世界グループでは、ジョン・ヨンジン副会長への株式譲渡が既に完了している。現在は非創業家の経営陣とオーナーが共同で経営にあたっているが、最近はジョン・ヨンジン氏の対外活動が増えている。

 サムスン創業家では、グループ専務のイ・ジェヨン氏に注目が集まっている。同氏は早くからグループの継承者と目されていたが、エバーランド事件*1 などの不祥事が続いたことで、これまで目立つ行動を控えてきた。しかし最近、エバーランド事件に対して無罪が言い渡されたことや、サムスン自動車の債権回収訴訟*2 が決着に向かい始めたことで、グループの経営権継承は時間の問題となった。

*1 テーマパークを運営するエバーランドが、不当な安値で発行した転換社債をイ・ジェヨン氏に譲渡したとされる事件。韓国検察当局が、サムスングループの最高実力者であるイ・ゴンヒ前会長を背任の容疑で起訴したが、今年5月末の韓国大法院(最高裁判所)の判決で無罪が確定した

*2 1999年に経営破綻したサムスン自動車(現ルノーサムスン自動車)の債権者が、破綻時の合意に基づく資金償還をサムスングループに求めて起こした訴訟

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