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デザイン思考で社会問題の解決に挑戦

アスペン会議、実体験レポート

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2009年12月21日(月)

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Helen Walters (BusinessWeek誌、イノベーション・デザイン担当エディター)
米国時間2009年12月14日更新 「Inside the Design Thinking Process

 眠れない夜がありがたいことなどまずない。だから、今年の「アスペン国際デザイン会議(IDCA)」で、開催3日目の11月13日の午前3時に目覚めたとき、著者はあまり愉快ではなかった。開催地の米コロラド州アスペンは標高が高く、それで時差ぼけがひどくなっているのだと思い、眠るのは諦めてコーヒーをいれ、ノートパソコンの電源を入れた。アスペンで参加中のプロジェクトに関するメモや自分の考えを一心不乱にパソコンに打ち込むこと小一時間、ふと我に返ったとき初めて、眠れない理由が分かった。時差ぼけではなく、「デザイン思考」にとりつかれていたのだ。

 時代の先端を見据える企業の経営幹部が、経営にデザイン思考を導入するようになって久しい。デザインの考え方や手法を活用して左脳と右脳の思考を融合し、個人と組織を結びつけ、ビジネスの成功への正しい道筋を示すことをめざすデザイン思考の有効性は、様々なデザイン業界や実業界で支持されている。

 デザイン思考を取り入れている代表的な企業としては、米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G、PG)や米パソコン大手ヒューレット・パッカード(HP、HPQ)、米電子機器大手アップルAAPL)などがある。

 米IDEO(アイデオ)や米コンティニュアム、米ジバデザインなどのデザインコンサルティング会社は、デザイン思考のソリューションを提供する創造的なコンサルティング会社として、米マッキンゼーや米ベイン・アンド・カンパニーなど、従来型のサービスを提供するコンサルティング会社とは一線を画している。

 アスペン国際デザイン会議には、企業や慈善団体、NPOの幹部らとともに、著名なデザイン思考の提唱者も一堂に会した。会議はデザイン思考を社会問題の解決に活用する方法を探ることを目的とし、11月中旬に4日間の日程で開催。米ウインターハウス研究所と米デザイン業界団体AIGAが主催し、米ロックフェラー財団が協賛した。

混沌としたデザイン思考の問題解決プロセス

 会議には、IDEOのティム・ブラウンCEO(最高経営責任者)や米日用品・医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J、JNJ)のクリス・ハッカーCDO(最高デザイン責任者)、米W・K・ケロッグ財団の学習・イノベーション担当部長、テッド・チェン氏など64人が参加し、デザイン思考で社会問題の解決に挑んだ。

 5つのグループに分かれた参加者は、特定の問題に対して解決策を案出するという課題を与えられた。創造的かつ実用的な解決策を導き出すため、2年以内の実施を目標に、実行力のある明確な計画を打ち出す必要があった。

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