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次の中国トップは天皇陛下と会見した人?

先のことは言うべきではない――まだまだ分からない次期政権

2009年12月28日(月)

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 北京市中心部、東三環路に面した中国中央テレビ(CCTV)の本社ビル。今年2月9日、春節最後の日(中国では「小正月」という)の花火が引火し、ホテルも入ることになっていた複合オフィスビル(北配楼)が炎上した。

 それから11か月。ビルは焼けただれた無残な姿をさらし続けた。

大火事の残骸のまま放置されたCCTVビル

 ビルの再建工事は来年から始まるといわれている。しかし、建国60周年を迎えた今年、中国は総額300億元(1元=約13.4円)をかけ、慶祝行事の準備を行った。この中には、当然、北京の美化、整備が含まれる。

 なぜそれに合わせて、醜いビルの残骸が撤去されなかったのか。

 「その件には触れない方が良いですよ。これは中国の政治の問題ですから」

 ある日系の建築関係者は、建設部の担当官からこう言われたという。彼は、このビル火災を不燃性の建設材料や、防火システムの販売の好機として担当官庁への売り込みを図ったのだが、やんわりと警告されてしまったわけだ。

 CCTVは、共産党宣伝部の管轄下にある。宣伝部を率いるのが党中央政治局常務委員の李長春氏。党内序列5位の大物であり、江沢民前国家主席率いる上海閥に属しているといわれる。

 北京の事情通が言うには、この火災の責任をどう取るかを巡って上海閥と胡錦濤派との間で激しい綱引きが行われているのだという。これに、ビル建設などに利権を持つ太子党の口利きなどが加わり、収拾のつかない事態になってしまったそうだ。

 その間、焼けたビルの再建は放置されるという事態になったわけだ。

先のことは言うべきではない

 「胡錦濤主席の次は、やはり習近平副主席で決まりですか?」と聞いたとたん、元将軍の顔が凍った。年末の挨拶に彼の自宅を訪問したときのことだ。

 北京市の西部に軍の将官クラスが住むコンパウンド(住宅街)がある。外見は何の変哲もない8階建てのアパートだが、入口には検問所が設けられ、迷彩服を着た兵士が警備している。おまけに「軍事禁区」という立て札も。

 彼は、退役してすでに10年近くなるが、「長老」のアドバイスを求め、自宅を訪れる若手の将官が絶えない。高級幹部向けの情勢報告書も読んでおり、かなりの事情通でもある。その彼が、しばしの沈黙の後、こう言った。

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