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中国はハイチ救援してる場合か

自国こそ「緊急援助」、豪雪と寒波で明らかになった脆弱なインフラ

2010年2月1日(月)

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北京市の青菜市場
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 北京市の青菜市場を訪れる。白菜や香菜など、葉物はほとんどない。ジャガイモ、大根、ネギといった比較的日持ちのする根菜類、それと南方から送られてくる果物が目立つ。

 着膨れしてダルマ状態になった売り場のおばちゃんは、「葉物も数日たったら出回るさ。不要担心(心配いらないよ)」と威勢がいい。

ハイチ救援の影に隠れる豪雪・寒波の被害

 記録的な豪雪と猛烈な寒波に襲われた年初。それから3週間近く経った今も、青菜類の不足と、価格の高騰は収まっていない。最も値上がりしたのは香菜(中国パセリ、パクチーとも呼ばれる)。

 卸売価格で125%もの値上がりだ。白菜で20~30%。小売価格ともなれば、さらにこれを上回る。

 一方、ハイチ地震での救援活動の模様が、連日メディアのトップニュースになっている。

 1月19日には、地震で亡くなった8人の国連平和維持部隊員の遺体が北京首都国際空港に到着した。彼らの棺は五星紅旗で覆われ、彼らの出身母体である公安部や武装警察のトップが出迎え、その様子がテレビで生中継されるなど、革命烈士としての手厚い取り扱いを受けた。

 一方、今回の寒波と豪雪の被害の全体像はまだ明らかにされていない。

 「正確には把握できていないが、被災地全体で数千人は亡くなったのではないかと思う」と、公安に近い筋は推測する。

全国で数十万人規模の被災者が発生

 新疆ウイグルでは、豪雪により家が潰されたり、寒波で凍死したりして数百人規模の犠牲者が出たという。だが、人口過疎の広大な地域のことだ。実際の死者数はその何倍にも達すると言われる。

 河北省だけでも、60万人が被災した。河北省では、ガソリンスタンドの大きな平たい屋根が積雪の重みで真っ二つに折れたくらいだから、一般の家屋の被害も半端なものではなかったはずだ。

 山西省や陝西省では、確認された限りでも家屋10万戸が何らかの被害を受け、8600人が避難措置をとったという。

 当然死者も出ているはずだが、公表されていない。

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