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過疎の町が、不動産価格の最も高い町に

米国の大富豪は小さな町に大邸宅を買う

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2010年2月1日(月)

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Venessa Wong (BusinessWeek誌、イノベーション・デザイン担当記者)
米国時間2010年1月19日更新 「Most Expensive U.S. Small Town: Sagaponack, N.Y.

 ほんのひと昔前の1970年代まで、米ニューヨーク州ロングアイランドの小さな町サガポナックは、比較的裕福な人々が集まる高級リゾート地イーストハンプトンとサウスハンプトンに隣接する、土ぼこりの舞うジャガイモ畑が広がる農村集落に過ぎなかった。

 以前からこの土地に住み着いていた農家に加えて、作家の故ジョージ・プリンプトン氏や故カート・ヴォネガット氏などもサガポナックに住んでいた。こうした作家らがこの町に居を構えたのは、不動産価格の安さやのどかな雰囲気、間近に大西洋が見える環境が気に入ったからだ。

 大西洋の眺望は確保しにくくなったが、海岸線は今も変わらず近くにある。だが、サガポナックの不動産価格の安さと、のどかな雰囲気は、もはや完全に過去の話となった。

 2004年に63エーカー(約25万5000平方メートル)の敷地に寝室29室の大豪邸を建てた米投資会社レンコ・グループのアイラ・レナート会長をはじめ、資産家が次々とサガポナックに住宅を購入。サガポナックはのどかな過疎の町から、不動産価格が全米一高い小さな町に様変わりした。2004年、米ニューヨーク・タイムズ紙は、レナート会長の大豪邸「フェアフィールド」の資産価値を1億7000万ドル(約150億円)以上と推計した。

 米不動産調査会社ジロー・ドット・コムによれば、2009年、サガポナックの住宅販売価格の中央値は442万1458ドル(約4億円)だったという。一方、全米の住宅価格の中央値は昨年、17万4100ドル(約1600万円)に落ち込んだ(全米不動産協会=NAR=調べ)。

 全米の住宅価格が低迷する中で、物件価格が高値を保っている町はサガポナックだけではない。米国で不動産価格が高い小さな町(=人口1万人以下の町)トップ50のうち、半数以上はロングアイランドの2つの郡、ナッソー郡とサガポナックがあるサフォーク郡に集中している。サガポナックの近隣のウォーターミル(第6位)とブリッジハンプトン(第8位)も、住宅販売価格の中央値がそれぞれ223万8676ドル(約2億円)、208万1717ドル(約1億9000万ドル)という高値をつけている。

トップ50に入った町の一部は2009年も不動産価格が上昇

 全米の大富豪の住宅購入者に人気が高い地域は、住宅価格の高い町が密集しているロングアイランドだけではない。米フロリダ州ジュピターアイランドには、これまでもフィールド家やフォード家などの名門資産家一族が住居を構えてきたが、プロゴルフ界の大スター、タイガー・ウッズ選手などの新興資産家も、この町に住宅を購入している。ジュピターアイランドは全米第2位の住宅価格を誇る小さな町で、住宅販売価格の中央値は362万310ドル(約3億3000万円)となっている。

 ジュピターアイランドは昨年、住宅価格が値上がりした数少ない地域の1つでもある。ジロー・ドット・コムの推計では、ジュピターアイランドの住宅価格は2009年に19.4%上昇。一方、NARによると、全米のほかの地域では、平均住宅販売価格が8割も落ち込んだ地域もあったという。

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これらの町の不動産価格上昇の理由がわかりづらい。(2010/02/01)

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