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位置情報連動アプリが熱い

ツイッターで話題の「フォースクエア」や「ゴワラ」、一般にも浸透するか?

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2010年2月8日(月)

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Aaron Ricadela (BusinessWeek記者、サンフランシスコ)
米国時間2010年1月31日更新 「'Here I Am!' GPS Location Apps Have Limited Appeal

 米電子機器大手アップル(AAPL)のスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」を使って、自分の“縄張り”に印をつける――。それが今、ダイアン・ビスガイヤーさん(41歳)にとって、朝のコーヒーと同様の日課になっている。

 米医療用ソフトウエア会社ソアー・バイオダイナミクスでマーケティング担当ディレクターとして働くビスガイヤーさんは、米サンフランシスコ界隈のレストランやカフェ、劇場などを訪れると、米ゴワラが提供する人気のアイフォーン用位置情報連動アプリケーション「Gowalla」を使って“チェックイン(訪問を記録)”し、縄張りとして印をつける。ゴワラを使えば、自分の居場所を知らせたり、友人を見つけたり、特定の場所を訪れた回数を他人と競い合うことができる。

 「どこかへ行ったらまず訪問を記録しないと落ち着かない」と言うビスガイヤーさんは、位置情報を登録するため、自身のアイフォーンで、ゴワラの競合相手である米フォースクエアの位置情報連動アプリ「Foursquare」や米イェルプのローカルレビューサイト「Yelp」も利用している。

 ビスガイヤーさんによると、ゴワラを使って自分が街のどこを訪れているかを知らせることで、ばったりと友人に会えたり、行く先々に自分の足跡を残すような気分が味わえるという。「人一倍社交的な私にはぴったりのサービス」とビスガイヤーさんは語る。

 米シリコンバレーでの、フォースクエアやゴワラなどのベンチャー企業が提供する位置情報技術を活用した娯楽サービスの人気ぶりは、かなり興味深い現象だ。最近、ニューヨークやシリコンバレーのデジタル機器愛用者の間では、レストランやバー、カフェ、駅などを訪れるとすぐにスマートフォンを取り出し、フォースクエアやゴワラで訪問場所を記録して、自分の足跡を残すことが流行している。

 フォースクエアやゴワラの熱狂的な支持者は、これらのアプリを使えば、特定の場所を訪れた回数の多さを自慢したり、友人とばったり出会えたりすると語る。特定の場所を頻繁に訪れて、ゴワラの仮想パスポートでスタンプを集めたり、フォースクエアのゲーム機能で「メイヤー(市長)」の称号を得たりすることもできる。こうした常連客に、ビールやコーヒー、ピザなどの無料サービス特典を提供する店舗も数百ほどある。

 読者投票型ニュースサイト「Digg」を運営する米ディグの創業者で、フォースクエアとゴワラに出資しているケビン・ローズ氏は、両社の位置情報連動アプリについて、「サンフランシスコ・ベイエリアでは、既にとても便利なツールになっている」と評価する。

携帯電話向け広告サービスの側面も

 地元地域向けのローカル広告を収益源とするほかのインターネットベンチャー企業も、位置情報連動アプリの人気に注目している。フォースクエアは30万人近いユーザー数を誇り、ゴワラのユーザー数も10万人を超えている。

 商店やレストラン、バーなどの評価サイト、イェルプは、1月15日、店舗への訪問が記録できる最新のアイフォーン向けアプリを発表した。同社は1月27日、総額で1億ドル(約91億円)規模の出資を受けると発表している(BusinessWeek.comの記事を参照:2010年1月27日「Yelp Gets Up to $100 Million From Elevation Partners」)。

 米インターネット検索大手グーグル(GOOG)やアップル、米ソフトウエア最大手マイクロソフト(MSFT)、米ミニブログ大手ツイッター、米インターネットサービス大手IACインタラクティブコープ(IACI)などのIT(情報技術)大手は、スマートフォンの爆発的な普及に乗じて、人々の居場所に合わせた広告を配信する携帯電話向け広告で利益を上げようと狙っている。

 こうしたIT大手にとって、ユーザーの訪問場所や訪問頻度などの膨大な情報を収集している新興企業は、魅力的な買収対象となり得る。フォースクエアによると、1月のある時点では、毎秒ごとにどこかでユーザーが訪問場所を記録していたという。

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