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米グーグル、検索広告だけではない収益源

ディスプレー広告、売上高10億ドル目前に

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2010年2月15日(月)

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Douglas MacMillan (BusinessWeek誌スタッフライター、ニューヨーク)
米国時間2010年2月8日更新 「Google's Display-Ad Sales Should Top $1 Billion

 昨年7月、米インターネット検索大手グーグル(GOOG、本社:カリフォルニア州マウンテンビュー)のエリック・シュミットCEO(最高経営責任者)は、同社の主力の検索広告事業に続き、ディスプレー広告(バナー広告)事業でも、売上高が将来10億ドル(約900億円)の大台に乗るとの予測を示した。アナリストらは、グーグルが今年早くもこの大台を達成すると予想している。

 英証券大手バークレイズ・キャピタルのダグ・アンマス氏をはじめとするアナリストらの予想によれば、今年、グーグルのディスプレー広告事業の売上高は前年比40%増に達し、同社の総売上高の約4%に当たる10億ドルをわずかに上回る見通しだという。

 これは、グーグルにとって重要な転機だ。同社はこれまで、収益の大部分を検索連動型広告(検索結果の横に表示されるテキスト広告)事業に依存しており、新たな収益源の確保が不十分だと批判されてきた。

 米調査会社イーマーケターによれば、画像や動画などを使った視覚的広告をウェブ上に掲載するディスプレー広告の需要は、今年、検索連動型広告を上回って伸びる可能性もあるという。

 米証券会社カウエンのアナリスト、ジム・フリードランド氏は、「新たな成長基盤として、グーグルには検索広告以外の事業が必要だ」と述べている。

 ディスプレー広告の分野では、グーグルは米インターネットサービス大手ヤフー(YHOO)の後塵を拝してきた。ヤフーの2009年の総売上高は65億ドル(約5800億円)で、その大半はディスプレー広告事業によるものだった。

 グーグルはM&A(合併・買収)などの手段を駆使してヤフーに追いつこうとしてきた。グーグルがディスプレー広告市場を視野に実施したM&Aの中でも特に大型の案件は、2005年の16億5000万ドル(約1500億円)での米動画共有サイト大手ユーチューブの買収と、2007年の31億ドル(約2800億円)での米ネット広告大手ダブルクリックの買収の2つだ。

 バークレイズによれば、買収した動画共有サイト世界最大手ユーチューブの今年の映像・バナー広告の売上高は約7億ドル(約630億円)に達し、グーグルのディスプレー広告収入の大半を稼ぎ出す見通しだ。また、ダブルクリックを傘下に収めたことで、グーグルは様々なサイトにディスプレー広告を掲載する技術も手に入れた。

 グーグル創業初期からの社員で、製品管理担当副社長のスーザン・ウォイッキは「ディスプレー広告は今や当社の主力事業」と語る。

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