• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

米ウォルマート、ネット小売事業を拡大

映画・テレビ番組のネット配信会社ブードゥー買収でデジタル販売を加速

  • BusinessWeek

バックナンバー

2010年3月2日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

Olga Kharif (BusinessWeek.com記者、オレゴン州ポートランド)
米国時間2010年2月22日更新 「Wal-Mart Picks Up Digital VUDU

 小売業で世界最大手の米ウォルマート・ストアーズ(WMT)は2月22日、映画やテレビ番組のネット配信サービスを手がける米ブードゥーを買収すると発表。これを機に、娯楽向けデジタルコンテンツ販売の取り組みを加速することが予想される。

 ブードゥーが配信する映画やテレビ番組は、販売またはレンタルの形で、ブルーレイディスク再生装置や韓国LGエレクトロニクス製の一部のテレビなど、インターネット接続できる家電機器で視聴できる。

 今回の買収の成果について、ウォルマートの副会長、エデュアルド・カストロライト氏は、「一般家庭のデジタル化が進む中で、これまでになかった形で娯楽コンテンツを楽しめるようになる」と報道発表資料の中で述べている。両社は買収額を明らかにしていない。

 ウォルマートは今回の買収で、米電子機器大手アップル(AAPL)、米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コム(AMZN)、米インターネットDVDレンタル大手ネットフリックス(NFLX)といった大物がひしめくネット販売の世界への攻勢をさらに強める。

 この買収はまた、実店舗でのCDやDVDへの販売の落ち込みを補う狙いもある。「ウォルマートの事業のうち、特に脅威にさらされているのがデジタル分野だ」と、米IT(情報技術)市場調査大手フォレスター・リサーチ(FORR)のアナリスト、スカリタ・マルプル氏は指摘する。ウォルマートが2月18日に発表した第4四半期(2009年11月~2010年1月期)決算によると、米国で1年以上営業している既存店舗の売上高は前年同期比1.6%減となり、同社の予測を下回った。さらに同社は、米国内での第1四半期の業績も厳しいものになると予想している。

次は電子書籍に進出か?

 ウォルマートは、デジタル音楽の販売では、既に米国で大手の1社である。アナリストらによれば、そんな同社がもくろんでいるのは、テレビ番組や映画のネット販売の拡充だけとは限らないという。

 米調査会社・投資銀行シンクパンミュアのアナリスト、エド・ウェラー氏によれば、「ウォルマートは売れるものは何でも売りたいと考えている。そのために、あらゆる手段を検討するはずだ」という。例えば、電子書籍の販売やインターネット上のデータ保存サービスなどに乗り出す可能性もあると、アナリストらは指摘する。

 電子書籍に関して同社との提携が考えられる企業として、米K-NFBリーディング・テクノロジーの名が挙がる。全米視覚障害者連合と、米著名発明家のレイ・カーツワイル氏がトップを務める米カーツワイル・テクノロジーズが合弁で始めた事業だ。K-NFBが提供するサービスでは、大手小売業者が電子書籍の販売ストアを短期間で開設できる。「当社との提携に合意した企業の中には、大手の小売チェーンもある」とカーツワイル氏は話すが、具体的な名前については言及を避けた。ウォルマートの担当者は、ブードゥーの買収を伝える報道発表資料以外の内容については、コメントを拒否した。

コメント0

「Bloomberg Businessweek」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。

高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員