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米通信各社、iPadで打倒AT&Tを画策

iPad向け無線通信サービスで一儲け狙う

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2010年4月6日(火)

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Olga Kharif (BusinessWeek.com記者、オレゴン州ポートランド)
米国時間2010年3月30日更新「Freeing the iPad from AT&T

 米電子機器大手アップル(AAPL)の新型タブレット機「iPad(アイパッド)」発売を機に、iPad向けの無線通信サービスで一儲けをもくろむ企業は、米通信大手AT&Tだけとは限らない。

 4月3日の発売でiPadへの期待が高まる米国では、Wi-Fi(ワイファイ)無線通信のサービス事業者や携帯通信事業者が、同機を購入する一般消費者や中小企業向けに(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2010年3月30日「アップルの『iPad』、ビジネス需要も予想以上の期待」)、付加的な無線データ通信サービスの売り込みを狙っている。

 アップルのiPad用の正規のデータ通信事業者、米AT&T(T)が提供する3G(第3世代)携帯電話回線網を利用した月額制の通信プランに対し、競合各社はその対抗馬となるサービスを打ち出そうとしているのだ。

 空港やコンベンションセンターなど、公共の場所でワイファイ通信サービスを提供する米ボインゴ・ワイヤレスは3月29日、iPadユーザー向けに、12万5000カ所以上のワイファイホットスポット(接続拠点)を1時間2ドルで利用できるデータ通信サービスを販売すると発表した。このデータ通信サービスは、アップルのオンラインストア「iTunes Store(アイチューンズ・ストア)」から直接購入できる。ボインゴのデーブ・ヘーガンCEO(最高経営責任者)は、特に需要がありそうな場所として、AT&Tの通信網がつながりにくいニューヨークとサンフランシスコを挙げる。「AT&Tがつながらない時にはワイファイがある」と同氏。「当社のような企業にとって、iPadは一大チャンスだ」と話す。

 iPadを商機ととらえる通信事業者はほかにもある。米国3位の携帯通信事業者スプリント・ネクステル(S)は、携帯機器向けのワイファイホットスポット「Overdrive(オーバードライブ)」をiPadユーザー向けに売り込む計画だ。月額60ドル(約5600円)で、最新鋭の4G(第4世代)携帯通信網を最大5つの携帯型電子機器で利用できる(BusinessWeek.comの記事を参照:2010年3月26日「Sprint's Outstanding Overdrive」)。同社広報担当のスコット・スロート氏は、「iPadは4Gにうってつけの機器だ」と話す。同社の4G通信網は、AT&Tの3G通信網に比べて、ダウンロード速度が10倍も速いという。

 また、米通信大手ベライゾン(VZ)のインターネット接続サービス「FiOS(ファイオス)」の加入者は、ベライゾンのブランドからボインゴのホットスポットに無料でアクセスでき、iPad向けのサービスも利用できると、ボインゴのヘーガン氏は話す。ベライゾン・ワイヤレスからはコメントを得られなかった。

利用者がAT&T以外に流れるか

 アナリストらの予測によると、今年のiPadの販売台数は200万~600万台に達する見込みだという(BusinessWeek.comの記事を参照:2010年3月30日「IPad Sales Are Anyone’s Guess as Analysts Shy From Estimates」)。そのうち100万~200万人はAT&T以外のデータ通信サービスを利用するようになると、独立系の無線通信コンサルタント、チェタン・シャーマ氏は見ている。

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