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中国の大ヒット商品、「小熊花束」って?

日経ビジネスが日本初の「中国ヒット商品ランキング」を発表

2010年4月19日(月)

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 「2008年の北京オリンピック、そして2010年の上海万博まで中国の高い成長率は続く」

 ここ数年、中国経済の将来について多くの専門家がこのような見通しを示してきました。それでは5月に開幕する上海万博が終わった後、中国経済はどうなるのでしょうか。

 今や業種を問わず、世界経済の牽引役となった中国の動向から目が離せません。そこで日経ビジネスは総力を挙げて中国現地取材を行い、その内容を4月14日発行のムック「徹底予測 中国ビジネス 13億人急成長市場はこう攻める」にまとめました。

 日経ビジネス・オンラインでは、ムックには収まりきらなかった話題を順次掲載していきます。第1回は日本初、もしかしたら世界でも初めてかもしれない「中国ヒット商品ランキング」を紹介します。ランキング上位になった商品やサービスを通じて、今どきの中国人が何を欲しているか。その一端が垣間見えるはずです。

 年末の恒例企画と言えば、日経MJ(日経流通新聞)の「ヒット商品番付」が欠かせないだろう。その年に流行した商品やサービスを独自に採点し、大相撲の番付形式で発表する人気企画だ。その年に消費者から支持された商品を振り返ることで、年間を通じた消費者の動向や経済情勢が明らかになる。

 例えば2009年のヒット商品番付で横綱になった商品は何だったか。東の横綱は「エコカー」で西は「激安ジーンズ」だ。この2つの商品を見ただけでも、環境指向の高まりやデフレ経済と言ったキーワードが導き出せる。

 では中国ではどんな商品がヒットしているのだろうか。今やあらゆる日本企業にとって中国の需要を“内需”と捉え、積極的に取り込んでいくことが至上命題となっている。そこで中国で今売れている商品が何であるかを示せば、日本の産業界にとって有益な情報になり得ると考えた。

 などと殊勝なことを書いたが本心は違う。ヒット商品の情報は日本で溢れている。それが頭にあったので、中国でも似たようなコンテンツは数多くあるだろうと高をくくっていた。それらをかいつまんでチャチャと訳せばそれらしい企画になるだろうなどと、安易な思惑があった。

 甘かった。2009年末に発行された中国の雑誌をいくつか見てみたが、求めていた企画はなし。インターネットで検索をかけても、ヒット商品ランキングに関する記事やサイトは見つけられなかった。もちろん、個別の商品カテゴリーに関するヒット商品の情報はあった。例えば化粧品の販売ランキングなどは入手できたが、その手の情報をいくら束ねてみても中国の消費実態を把握することはできない。

 ちゃんと調べもせずに、東京の上司には「やる」と言ってしまっていた。「バカバカ、俺のバカ」などと地団駄を踏んでみても何も始まらない。ならばきちんとやるしかないと腹を括った。ヒット商品ランキングが無いのなら、自分たちで創り出せばいいのだ。

熊の数で意味が変わる「小熊花束」とは?

アリババの売り切れ商品ランキングで1位となった「小熊花束」。ぬいぐるみはおしりの部分がワイヤーで結ばれており、逆さにしても落ちることはない
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 実は、求めていたヒット商品情報にかなり近いものは見つけていた。中国最大のeコマースサイト「アリババ(阿里巴巴)」が年末に発表した「2009年中国供給不足商品ランキング」がそれ。あまりの売れ行きに供給が追いつかなかった商品を、一定の指数を基にランキング形式で公表している。日本風に言えば、「売り切れ商品ランキング」と言ったところだろう。

 その2009年売り切れ商品ランキングで1位となったのは「小熊花束」だった。小熊の花束とは何なのか。文字だけではよく分からなかったが、商品写真を見て理解できた。

「坂田亮太郎のチャイナ★スナップ」のバックナンバー

一覧

「中国の大ヒット商品、「小熊花束」って?」の著者

坂田 亮太郎

坂田 亮太郎(さかた・りょうたろう)

日経ビジネス副編集長

東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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