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アマゾンの「キンドル」、巻き返しの秘策はあるか

iPadの追い上げを受け、電子書籍戦争の行方は?

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2010年4月20日(火)

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Olga Kharif (BusinessWeek.com記者、オレゴン州ポートランド)
米国時間2010年4月12日更新「IPad's Versatility Threatens to Sideline E-Readers

 米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コム(AMZN)の電子書籍端末「Kindle(キンドル)」が、米電子機器大手アップル(AAPL)の新型タブレット機「iPad(アイパッド)」との厳しい競争に直面している。アマゾンは作戦を新たに練り直す必要がありそうだ。

 iPadは電子書籍の購読以外にも様々な処理をこなせる多機能端末だ。アップルが1月27日にiPadを発表して以降、米市場アナリストらの間では、アマゾンの人気端末キンドルをはじめとする電子書籍専用端末は、iPadに売り上げを奪われる可能性が高いとの声が上がっていた(関連記事)。さらにアップルは4月8日、発売から1週間足らずでiPadの販売台数が45万台に達したと発表。これを受け、早くもキンドルの予想販売台数を下方修正するアナリストが出始めた。

 米証券会社ニーダム・アンド・カンパニーの上級アナリスト、チャーリー・ウルフ氏は、アップル株に“買い”の評価を付けている。今年のキンドルの予想販売台数について、同氏はこれまで360万台としていたが、4月9日には250万~300万台に下方修正した。同氏の推定では、2009年のキンドルの販売台数は220万台だという。iPadの方が機能が豊富で、動画再生なども楽しめるうえ、デザインも洗練されているとの理由から、同氏は「キンドルは魅力的な製品ではない」と指摘する。

 米証券会社パイパー・ジャフレー(PJC)のアナリスト、ジーン・マンスター氏は、アマゾン株に“オーバーウエート”の評価を付けている。同氏も、今年のキンドルの予想販売台数を、これまでの予想より40万台少ない345万台へと下方修正した。キンドルは白黒画面の電子書籍端末だが、上位モデル「Kindle DX(キンドルDX)」の価格は489ドル(約4万5600円)で、iPadの下位モデルとわずか10ドルしか違わない。

 iPadの一番安いモデルは499ドル(約4万6500円)で、16ギガバイトの記憶領域とタッチ式カラー画面、6万冊の電子書籍のラインアップを備えている。さらに、動画や音楽を再生でき、多種多様なアプリケーションも実行できる。「普通に考えたら、誰もキンドルDXを買おうとは思わない」とマンスター氏は話す。

キンドルからiPadに鞍替えする消費者も

 タブレット型端末に対する消費者の期待感の高まりを受け、アマゾンはキンドルの値下げやカラー画面搭載などの新機軸を打ち出して、製品としての魅力を高める必要があるとアナリストらは指摘する。

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