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なんと、1人前4万円!

キッコーマンが上海万博に出展する高級料亭の狙いは

  • 伊藤 暢人

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2010年4月26日(月)

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 日本から出展するパビリオンの中で、ユニークな企業がそろう「日本産業館」。そうした企業がこの万博に出展する狙いは何か。見ていこう。

 今回の出展企業の中で、最も注目を集めているのが、1人分が約4万円(3000元)の高級料亭「紫 MURASAKI」だろう。しかも、この値段は料理のみで、飲み物は別だ。京都の老舗料亭「菊乃井」「たん熊北店」「魚三楼」の協力を仰ぎ、完全予約制で本物の日本の味とサービスを提供することをうたう。

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 昼夜とも料理はコースのみ。現地で調達した食材、日本から持ち込んだもの、他の外国からの輸入品を駆使し、京料理を提供する。

米欧に続き、中国を第3の柱に

 この料亭を出展するのは、醤油メーカーのキッコーマンだ。高価格戦略は、キッコーマンの中国での事業展開と一致している。1950年代に米国に進出し、次いで70年代に欧州に進出した同社は、中国への進出は2000年と出遅れた。成熟期に入った米国、このところ高成長を続けている欧州に比べて、中国事業はこれから立ち上がっていくところだ。

 しかも、当初は醤油という調味料が存在しなかった欧米では、新しい食文化を消費者に広めることで、醤油の需要も増加。「テリヤキ」という新しい味つけが定着した。

 一方、中国にはもともと醤油が存在する。ただし、その醤油は醸造期間も短く、色も濃い。味も日本のものと異なる。現状ではキッコーマンの醤油は、現地のものの4~5倍の価格となっており、販路もデパートや高級食材店に限られている。

 「製造方法や醸造にかけている期間の違いから、この価格差が生じている。現地の醤油とは一味違う商品を提供していることをしっかりと中国の人々に伝えたい」と、海外事業を担当する堀切功章・常務執行役員は力説する。

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