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日本初! 中国ヒット商品ランキング

1位アバター、2位アイフォーン、3位マイケル・ジャクソン…これが売れる

2010年4月28日(水)

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開幕直前となった上海万博。今回は、上海と北京に住む10代~30代までの1321人に聞いた「ヒット商品ランキング」を紹介する。どんな商品やサービスが中国で人気があるのか。それを知ることは中国市場進出のヒントにもなる。読者からの要請を受けて、日本発となる中国ヒット商品ランキングのトップ10を解説する。

 「今日は週末だから朝7時にはチケット売り場に2000人が並んでいた。平日でも1000人は来る。俺は午前2時から並んでいるよ」

 北京の映画館前で話を聞いたダフ屋の男性は肩をすくめた。真夜中から数時間も並ばなければハリウッド映画「アバター」のチケットが手に入らないからだ。

世界でヒットした「アバター」は中国でも大人気。(写真:坂田 亮太郎)

 リアルな3次元映像をふんだんに使ったSF映画は中国でも大ヒットしている。封切りから2カ月でチケット収入は13・2億元(約178億円、1元=13・5円で換算)を突破。2009年最大のヒット作「2012」が4・7億元(約63億円)の興行収入だったので、既に3倍近くを売り上げている。
 特に人気のあるのが立体映像をよりリアルに視聴できる「IMAX3D」版の上映だ。通常の3D版のチケットは80元(約1100円)だが、IMAX3D版は150元もする。それでもチケットが手に入りにくい。ダフ屋の男性は「アバターには随分と稼がせてもらっているよ」とニヤリと笑った。

政府がヒットを後押し?

 今の中国でヒットしている商品は何か。実は、あらゆるジャンルにわたったヒット商品の情報は中国にない。日本の13倍の広さに56の民族が住み、しかも貧富の差が激しい中国ではすべての国民に共通するような流行は起こりにくいのだろう。

調査概要
アンケートは2010年2月24日~3月5日までインターネット上で実施。中国ネット通販サイト「淘宝(タオバオ)網」の2009年売り切れ商品ランキング、中国最大の検索サイト「百度(バイドゥ)」の検索頻出キーワード、そして上海博報堂が定期発行している「TrendWatch」をベースに2010年春に中国でヒットしている商品やサービスを30種選出、その中からヒットしていると思うものを5つ選択してもらった。回答者は北京市と上海市に住む10代(1990年代生まれ)、20代(1980年代生まれ)、30代(1970年代生まれ)。世代ごとに男女それぞれが100人以上、合計1321人から回答を得た。データの集計や分析には北京友信聯合管理諮詢有限公司(Unisense)の協力を得た。

 それでも世界経済の牽引役となった中国の需要を日本企業は“内需”として取り組んでいかなければならない。そこで「日経ビジネス」は、北京と上海という中国の2大都市に住む10代~30代の消費者1321人を対象に、「ヒットしていると思う」商品やサービスについてアンケートを実施した。大都市に住み、情報感度が高く、比較的所得が高い消費者が日本企業にとって優先順位の高い顧客ターゲットになるからだ。

 その結果、1位に輝いたのが冒頭に紹介したアバターだった。アンケートに回答した1321人のうち643人、実に49%もの人がヒットしていると思うと答えた。

 アバターのヒットは、実は中国政府が一役買っている。今年の春節(旧正月)前に「当局がアバターの上映を禁止する」という情報が流れた。

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「上海万博をニッポンはどう生かす」のバックナンバー

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「日本初! 中国ヒット商品ランキング」の著者

坂田 亮太郎

坂田 亮太郎(さかた・りょうたろう)

日経ビジネス副編集長

東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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牛島 信 弁護士