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マイケル人形が夜に登場し、海賊版マスコットが売れまくるワケ

上海で見つけた中国版どぶ板商法

  • 中田 祐也,伊藤 暢人

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2010年6月15日(火)

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 万博会場にほど近い上海の人民広場。18時頃に、薄暗い中、多くの人が集まって写真を懸命に撮っている。よく見ると、洋服を着たマイケル・ジャクソンのマネキンがガラスケースの中に立っている。等身大のマイケルをバックに人々が写真を撮っているのである。

 マイケルは追悼映画「THIS IS IT」が上海でも公開された。CDも店頭や、路上の屋台など(たぶん海賊盤なのだろう)で売られている。今やマイケルは上海で大人気なのである。

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 さて、マイケル人形のガラスの前に置かれた看板をよく読んでみると、「写真1枚で15元(約210円)、写真は撮影後に1分でお渡し可能」と書かれている。おもしろい。このガラスより外から写真を撮るのは無料なのだが、ガラスの内側に入ってプロに写真を撮ってもらうと15元かかるという。

 実際に、このマイケルを背景にガラスの外から写真を撮ろうとすると、まあまあきれいには写る。だが、マイケル人形との間にあるガラスとライトの光が邪魔していて、どうしても最高の写真は撮れないという。

 このマイケル人形が登場するのはいつも日が暮れてかららしい。周りが暗くなって、ガラスに映り込みが起きる時間帯になるとオープンするというわけだ。

中国ではフリーミアムは基本中の基本

 そこで、15元を払い実際にガラスの中に入って写真を撮ってもらうと、こうなる。

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 ガラスの中では、写り込みがなくライトも邪魔しない。いったん料金を払えば、プロに写真を1枚撮ってもらった後は、自分のカメラであれば何枚でも写真を撮ってもいい仕組みだ。

 じつは、このマイケル人形に今はやりの「フリーミアム」の基本的な要素が含まれている。明かりと人だかりに引き寄せられて人々が集まってくる。外から写真を撮るのは無料。だが、本当にきれいに撮影しようとすると、15元支払うことになる。つまり、基本は無料なのだが、良いサービスを受けようとすると有料なのである。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長