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「婚活」ビジネス、どないでしょう?

【第2回】:サービス業で参入するには

  • インドビジネス研究会

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2010年6月22日(火)

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インド駐在歴20年超を誇るコンサルタント、自称“インドマスター”の鈴木秀一先生のところに、これからインド進出を考えてあれこれ戦略を練るベンチャー企業の田島春男社長が相談にきました。前回の外食や小売りに続き、今回はサービス産業の可能性について話が広がります。現地ならではの街角情報が満載です。

登場人物:
田島春男社長 :インド進出を切望する情熱あふれるベンチャー社長。大阪出身。腰が低く、追い風には乗りたいタイプ。
鈴木秀一先生 :インド駐在歴20年を超える進出支援コンサルタント。自称“インドマスター”。
インディラ先生 :経営マスター。豊富な知識量もさながらに、そこから無尽蔵のアイデアを生み出す美人カリスマ・コンサルタント。日本で政府機関での勤務経験あり。

田島社長前回はありがとうございました!さて、鈴木先生、今回はインドでのサービス業界のチャンスについてお伺いしたいです。日本ならお掃除代行からエステまで、いろんな店がありますけど、インドはどないでしょう? また、インディラ先生には女性の視点からも伺いたいんですが…。

インディラ先生:インドの女性は、最近購買力が上がっていますからね。自分の意見もしっかり言います。コストパフォーマンスにも厳しいですよ。

田島社長:なるほどなぁ。実は、インドに行った友人は、あまりサービス産業はピンとこないと言ってましてな。

鈴木先生:もともと格差社会であるインドでは、富裕層はサービスに対して対価を払うという文化に慣れています。これから勃興してくる中間層にどのようなサービスが受け入れられるか、という視点も必要ですね。

田島社長:かつてはサービス大国だったということでしょうか。例えば、最近、日本では婚活ブームですが、「インドで婚活ビジネス」、どないでしょう? 若い人が多いし、ウケるんちゃうかと。

鈴木先生:さすが、社長、目の付け所がユニークですね。インドと日本では結婚をめぐる環境は異なりますが、婚活ビジネスはアイデアとして面白いと思います。インドはお見合いが盛んで、日曜日版の新聞には必ずお見合い広告が載せてあります。

インドの新聞の日曜版に掲載されたお見合いの広告

 20代前半で早く結婚したい、バラモン同士など同じカーストで結婚したいなどという願望があるうえに、実は男性のほうが女性よりかなり多い。これは、地方などではダウリという、花嫁が嫁ぎ先に持ち込む持参金制度がいまだ実質的に存在するため、女の子を授かることを嫌がる風土が根強くあります。昔は花嫁の体重と同じだけの貴金属を要求されたという話もあり、今でも親の年収か、それ以上の金額が動くこともあるようです。

 ちょっと話が横道にそれますが、金の個人所有量はインドが世界一というデータもありますね。2009年9月に発表になったデータでは、インド全体で1万5000トンも保有していることになります。これは米国の4000トンの4倍弱ですからね。

 話は戻りますが、そもそも人口構成を見る限り、男性の方が女性より多いので、男性が焦っているとも聞きます。法律では男女の産み分けは禁止されているんですけどね。インドには食事に関して「ベジタリアン」は多いですが、こと男女関係に関してみると日本の「草食男子」とは全然違う状況です。いずれにしても、出会い系、ソーシャルネットワークなどの婚活ビジネスはやり方によってはうまく軌道に乗せられるかもしれませんね。

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三品 和広 神戸大学教授