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華麗なる雑誌「ヴァニティフェア」

2010年6月25日(金)

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 月刊誌「ヴァニティフェア」のページをわくわくしながらめくるのは、私の月に一度のお楽しみである。

 だが、日本には類例のない雑誌なので、この雑誌の魅力を語ろうとすると困難を覚えることが多い。一言でいえば総合雑誌なのだが、それでは何も説明したことにならない。

「ヴァニティフェア」2010年5月号

 「ヴァニティフェア」にはラグジュアリアスなファッション広告がたくさん載っているが、ファッション雑誌ではない。美しくダイナミックな写真に目を奪われるが、記事もまた読み応えのある長文記事が並んでいる。しかも、金融危機についてのドキュメントを掲載する一方で、芸能ゴシップ記事も掲げている。

 「ヴァニティフェア」はいかなる哲学のもとに生み出されているのか。18年にわたって編集長を務めているグレイドン・カーターに、ブロードウェイと42丁目の角近くにある発行元の雑誌出版社コンデナストのオフィスでインタビューした。

“活気あるディナーパーティー”のような存在

 「ヴァニティフェア」の守備範囲は幅広い。政治、経済、アート、メディア、ファッション、セレブリティの集うパーティー、芸能人のスキャンダル、何でもござれである。

 例として今年5月号のフィーチャー・ストーリーのテーマをリストアップしてみよう:

米軍の戦術を一新したデイビッド・ペトラエウス将軍
タイガー・ウッズの不倫
新ジェネラル・マネジャー、ピーター・ゲルブによるメトロポリタン・オペラの改革
インベストメント・バンカー、ブルース・ワッサースタインの生涯
女優グレース・ケリーのエレガンス

 一つの記事は本文と写真をあわせて平均10ページ前後。総ページ数は毎月異なるが、この号は210ページである。

 カーターは、「ヴァニティフェア」はcultural catalystだと述べる。ただ単に文化を伝えるのではなく、文化を動かす雑誌だという趣旨である。そして、同誌は月に一度のイベントであり、カルチャーシーンで何が起きているかを広い視野から振り返り、時代のポートレートを鮮明に描き出しているとする。同誌のストーリーの語り口のうまさは週刊誌「ニューヨーカー」と双璧をなしており、また毎年「ニュー・エスタブリッシュメント」100人のリストを小気味良いコメント付で発表するなど名物企画にも事欠かない。

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