• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

米国で地ビールの人気が上昇

ビール市場全体が縮小する中、売り上げを拡大

  • Bloomberg Businessweek

バックナンバー

2010年8月17日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

Ben Steverman(Bloomberg Businessweekシカゴ支局記者)
米国時間2010年8月4日更新「Global Beermakers Eye U.S. Craft Brewers' Growth

 米国のビールファンは、従来の製品とはひと味違う、独特のうまみのあるビールを飲んでみたいと考えている。景気低迷下でも少々の値段の高さは気にならないようだ。

 伝統的なビール醸造法を採用する全米の独立系地ビールメーカー1625社を代表する業界団体、米ビール醸造業協会によると、2010年上半期、米国の地ビールの販売量は9%増加。いっぽう、同時期の米ビール市場全体の販売量は2.7%減少した。

 米地ビールメーカー、ボストン・ビール(SAM)の創業者C・ジェームズ・コッチ会長はインタビューで、「現在、米国で、真のビール文化が誕生しつつある」と語った。高級志向のビール製品「サミュエル・アダムズ・ボストン・ラガー」を製造する同社は、米国の地ビール醸造最大手だ。

 コッチ会長は「消費者の嗜好が変わり、きわめて高品質な独立系ビールメーカーの製品が好まれるようになった。大衆向けブランド製品から、当社のサム・アダムズのような製品に乗り換える人が増えている」と語った。

 8月3日、ボストン・ビールは2010年第2四半期の業績を発表。売上高は前年同期比10%増加した。同社は2010年の利益予想を1株当たり2.65~2.95ドルから、2.85~3.15ドルに上方修正した。

 ビール醸造業協会によると、地ビールメーカーの数は1625社で、この1年で100社増えた。その大半は地元のみで営業する小規模事業者だが、米シエラネバダ・ブルーイング米ニュー・ベルジャムなど、幅広い地域で事業を展開する地ビールメーカーもある。

モルソン・クアーズなどの大手ビール会社は苦戦

 世界的なビール大手のモルソン・クアーズ(TAP)も8月3日に業績を発表した。だが、その業況はボストン・ビールとは対照的であった。

 モルソン・クアーズのピーター・スウィンバーン社長兼CEO(最高経営責任者)は今年2月、「米国ビール市場は過去数十年で最も厳しい状況にある」と語った。8月3日には「ビール業界全体の売り上げは依然として低調で、2010年は業界にとって苦難の年になるだろう」と述べた。とはいえ、同CEOは「今後は、多少だが楽観的見通しが持てる」と付け加えた。

 投資家にとって朗報は、モルソン・クアーズの前四半期(2010年4~6月期)の1株当たり利益が1.25ドルに達し、米メディア大手ブルームバーグがまとめたアナリスト予測平均を0.05ドル上回ったことだ。この発表を受け、8月3日、モルソン・クアーズの株価は1.65%上昇した。2010年に入ってからのモルソン・クアーズ株の上昇率は3%。一方、ボストン・ビール株は年初から39.5%値上がりしている。

 大手ビールメーカーの米国内でのビール販売は低迷が続いている。モルソン・クアーズは米市場において、別の国際ビール大手、英SABミラーとの合弁会社ミラークアーズを通じてビール製品を流通させている。今年4~6月期のミラークアーズのビール販売量は前年同期比マイナス2.9%となった。

コメント0

「Bloomberg Businessweek」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トランプ政権のここまでの動きはスロー。

ジョセフ・ナイ 米ハーバード大学特別功労教授