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携帯電話が投資ポートフォリオを判断する日

スマートフォンやタブレット機にAIを搭載する研究が目白押し

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2010年10月1日(金)

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Olga Kharif(Bloomberg Businessweekシニアライター、オレゴン州ポートランド)
米国時間2010年9月21日更新「Artificial Intelligence Goes Mobile

 携帯端末に人工知能(AI)を搭載する取り組みが広がっている。SF映画『2001年宇宙の旅』などで知られるようになったAIを活用すれば、機械はよりスマートに動作するようになる。こうしたAIをタブレット機やその他の携帯端末に搭載する研究が盛んになっている。

 米IT(情報技術)大手IBM(IBM)の研究員らは、テラバイト(TB)規模の情報データを即座に検索し、複雑な質問への回答を3~5秒で探し出すAI搭載コンピューター「Watson(ワトソン)」を開発した。IBMの上級主任、デーブ・フェルーチ氏は「3~5年後にはWatson用のソフトウエアが医師のタブレット機に搭載され、検査結果を分析して診断に役立てられるようになるかもしれない」と語る。同氏によれば、相場データを即時に分析し、投資ポートフォリオの配分を調整する助言を、スマートフォン(多機能携帯電話)が提供するようになる可能性もあるという。

 AIアプリケーションを稼働させる端末用の半導体を開発するカナダのDウエーブ・システムズの創業者ジョーディ・ローズ氏は「機器が進化する新たな時代が幕を開けようとしている」と語る。

 IBMのほかにAI関連のソフトやハードの開発に取り組んでいる企業には、米半導体大手インテル(INTC)や米パソコン大手ヒューレット・パッカード(HP、HPQ)、米インターネット検索大手グーグル(GOOG)、米電子機器大手アップル(AAPL)、米通信大手AT&T(T)、米携帯通信大手スプリント・ネクステル(S)などがある。

MPUの高性能化とネットワークの高速化が追い風に

 開発競争が激化する背景には、市場の急拡大がある。例えば、数あるAIアプリケーションのうちの一つとして注目を集める、携帯端末向け音声認識技術。米市場調査会社ABIリサーチ(本社:ニューヨーク州オイスターベイ)によれば、世界全体の売上高は、今年の1億6030万ドル(約140億円)から、2015年には7億8050万ドル(約660億円)に拡大する見通しだという。

 AI技術は現在、防衛産業やゲーム産業、金融業などで実用化されている。軍事分野では、ロボットを遠隔操作して状況を分析するのに利用できる。ビデオゲームでは、コンピューターが的確に状況を判断し、より挑戦しがいのあるゲームにするためにAI技術を利用している。また、金融機関はかねてからAI技術を使って異常な取引を検出し、不正取引を発見したりしてきた。

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