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酒を出すのに年間200万円も!インドの困った免許制度

第9回:出張編 インドの日本食レストラン事情

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2010年10月12日(火)

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 さて、長かったインド出張もついに終盤に差し掛かりました。最後の夜を迎えて出発までの時間で、田島春男社長、鈴木修一先生、インディラ先生の3人は打ち上げに出かけるようです。

登場人物:
イラスト:田島社長 田島春男社長
インド進出を切望する情熱あふれるベンチャー社長。大阪出身。腰が低く、追い風には乗りたいタイプ。
 
イラスト:鈴木先生 鈴木秀一先生
インド駐在歴20年を超える進出支援コンサルタント。自称“インドマスター”。
 
イラスト:インディラ先生 インディラ先生(経営博士)
豊富な知識量もさながらに、そこから無尽蔵のアイデアを生み出す美人カリスマ・コンサルタント。日本で政府機関での勤務経験あり。

〜インド最終日

鈴木先生:結局、田島社長には最後まで付き合わされたな。

田島社長:いや、ほんまに助かりました。1人やったらやっぱり不安でしょうがなかったですし。

鈴木先生:その割には飛び込みでインド企業に入ってヒアリングしたり。1人でも来れたんじゃないか?

田島社長:いやいや、私の「関西ングリッシュ」だけではきちんと通じなかったやろうし、何より鈴木先生とインディラ先生の解説があったから、理解が深まりました。インド到着時の洗礼を除いたら、実り多い視察でした。おおきに、ありがとうございます。

鈴木先生:まぁそう改まらんでもいいよ。さて、飛行機まで時間はあるし、夕食でも食べて行こうか。折角のインド視察だから、インド料理で締めてもいいけど、何か食べたいものはあるかね?

田島社長:日本料理ってまだ食べてなかったんですよね。ちょっと帰国する前にホッとしたいですし…。日本料理でお願いします。インディラ先生もいかがですか?

インディラ先生:いいですネ。ご一緒したいです。

田島社長:じゃ、いい店を紹介してください!

〜日本食レストランにて

静かに広がる日本食ブーム

鈴木先生:おつかれさん。

田島社長:お疲れ様です〜乾杯! う〜ん、やっぱりインドのビール、キングフィッシャー、ボク好きですね。それにしてもこのレストラン、結構内装綺麗ですね。

鈴木先生:ここはまだできて1年も経ってなかったと思うが、内装も結構綺麗だな。

田島社長:インドで日本食レストランは実際儲かるんですかね。

インドのデリー郊外で営業するIZAKAYA

鈴木先生:そんなのいつも言ってる通りだ。我慢と工夫だな。最近増えてきたとはいえ、まだデリーでは10店舗前後だろう。タムラという老舗が3店舗、グルガオンにはコマチ、タムラの系列である京都、あとはホテルにあるワサビやサクラ、最近ではIzakaya、そして9月に日立ライフがたてた日本食レストランもあるな。ミドルクラス以上を中心に「ヘルシー」というイメージとともに少しずつ日本食が注目を集めている。

田島社長:そういう見方って外国人特有ですけど、な〜んか短絡的やなぁ。実際顧客としてのインド人ってのはどうですか? 日本食をやるとすれば、ターゲットをきちんと見定めんとダメやと思いますけど。

鈴木先生:うむ。デリーにある日本食レストランの多くは日本人駐在員をターゲットにしておる。実際、店に行っても来店客の9割ほどは日本人だろう。一方で、数は少ないがインド人も対象にしている店がある。完全に「インド人ターゲット」としてしまうと難しくなるんだが、何故だと思う?

田島社長:う〜ん、食習慣とかの問題ですかね。

鈴木先生:いい線を当てるようになってきたな。そう。インド人をターゲットとしたときはやはり食習慣や飲酒習慣の壁がある。食習慣に関しては、ベジタリアンの存在や断食の習慣だな。カーストの上の階層やエリートほどベジタリアンが多い。肉食は殺生と結びつくからな。

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著者プロフィール

インドビジネス研究会(MBI: Master of Business in India)

 2009年12月、インド首都ニューデリーにて「日本に正しいインドの情報を広め、日系企業を支援する」ことを目的として結成。その後も徐々に拡大し、日系企業に勤務するビジネスパーソンを中心に、会計士、弁護士、コンサルタント、官公庁という多彩なメンバーで構成された専門家プラットフォームに成長した。
 現在、日本とインドの両国にメンバーは15名。今回のコラムは、専門分野について各メンバーが記事を書き加える形で執筆している。公式ウェブサイトにて役に立つ情報やエッジの効いたコメントなど、情報配信中。



このコラムについて

熱い!インドビジネス実践講座 現地から日本から専門家がアドバイス

中国に次ぐ経済成長が期待されるインド。欧州企業や韓国勢と比較すると日本企業の出遅れ感は強い。現地に駐在している専門家や、最近帰任したばかりのエキスパートが集まり、日本企業がインドに進出し、ビジネスを展開していく上での質問に具体的に答えていく。現地ならではの細部にわたる情報は、異文化を知る上でも一読の価値ありです。

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