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iPhone4に群がる「ダフ屋」の実態

アップル直営店に行列、ヤミ市場に高値で転売

  • 経済観察報

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2010年10月22日(金)

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“黄牛”的苹果

経済観察報記者 閻薇 劉丹

「すべてを変えていきます。もう一度。」

 これは米アップルのスマートフォン「iPhone4」の広告のキャッチコピーだが、変わったのは端末の機能だけではない。世界的なiPhone人気は、販売現場の風景も一変させてしまった。アップルの意図せざるものに――。

 先日米国に出張した張さんは、この変化をしみじみ実感した。彼は友人に頼まれてiPhone4を6台購入したが、そのためにニューヨークとボストンの2都市で6つの店を回る羽目になった。

 最初に訪れたのはニューヨークのアップル直営店。ところが、iPhone4を購入するには「通信会社AT&Tとの長期加入契約が条件」と店員に告げられた。短期の出張で来ただけの張さんが、米国の通信会社と長期契約を結ぶことはできない。

米国より厳しい販売制限

 次に家電量販店のベストバイに行くと、店員は「通信会社と契約してなくても購入できる」と答えた。張さんはほっと胸をなで下ろしたが、店員はこう続けた。「だだし、各店舗で顧客1人につき1日1台しか販売できません。もし2台以上欲しいのなら、他の店舗へ行ってください」

 こうして張さんは、目的を達成するため6店を回った。だがそれでも、中国のアップル・ファンにこの話をすれば、張さんをうらやむ向きが少なくないはずだ。

 というのも、中国でiPhone4を購入するのは米国以上に面倒だからだ。中国国内に4店舗あるアップル直営店では、1人1日1台の制限に加え、ウェブサイトで事前に予約しなければ購入できない*。直営店で商品を受け取る際には、本人確認のため身分証明書も提示しなければならない。

*アップルは中国市場でのiPhone4の正規販路を直営店、携帯キャリアの中国聯合通信、家電量販チェーンの蘇寧電器の3つに絞り込んでいる。ウェブサイトで事前予約が必要なのは直営店だけだが、中国聯合通信と蘇寧電器も店頭での予約を求めている。

 直営店の店員によれば、こんな面倒な方法をとるのは「“黄牛”を排除するため」だという。黄牛とは、いわゆる「ダフ屋」を指す俗語だ。

 中国でiPhone4が発売されたのは9月25日。その直後から、北京の三里屯にあるアップル直営店の前には100人を超える長蛇の行列ができた。

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