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無名の下請けから世界ブランドに躍進した台湾のHTC

マイクロソフトも関係強化を進める

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2010年11月8日(月)

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Bruce Einhorn(Bloomberg Businessweek香港支局アジア地域担当エディター)
米国時間2010年10月28日更新「 A Former No-Name from Taiwan Builds a Global Brand

 10月7日、台湾・台北にある、航空機格納庫並みの広大な展示場で、あるイベントが開催された。会場ではウオッカやウィスキーがふんだんに振る舞われ、6人編成のカバーバンドが英ロックバンド、クイーンの「We Will Rock You(ウィ・ウィル・ロック・ユー)」や英歌手エンゲルベルト・フンパーディンクの「Quando, Quando, Quando(クアンド・クアンド・クアンド)」を演奏し、来場者をもてなしていた。これは台湾の携帯電話機大手HTC(宏達国際電子)が主催した、スマートフォンの新機種発表会だ。この製品は、米グーグル(GOOG)が開発したOS(基本ソフト)「Android(アンドロイド)」を搭載している。

 HTCは2年前まで、米国ではほとんど無名のメーカーだった。だが今や、Androidを搭載する携帯電話機の市場で業界をリードする存在になった。この市場は、米アップル(AAPL)のスマートフォン「iPhone」をしのいで急成長している。演奏が始まる前、携帯通信事業者や提携企業の代表者らが壇上に立ち、HTCの周永明(ピーター・チョウ)CEO(最高経営責任者)を称賛するスピーチを次々と行った。仏通信大手フランステレコム傘下の携帯電話サービス大手オレンジのイブ・メートル上級副社長は「周CEOと彼のチームこそ、スマートフォンの真の生みの親だ。周CEOはスマートフォン時代の立役者だ」とたたえた。

 HTCの株価は今年94%上昇。時価総額は5520億台湾ドル(約1兆4600億円)に達し、台湾第3位のIT(情報技術)企業となった。これはEMS(電子機器の受託製造サービス)大手の鴻海精密工業(ホンハイプレシジョン)に次ぐ規模だ。鴻海精密工業は、半導体大手の台湾積体電路製造(台湾セミコンダクター、TSMC)と、中国フォックスコン(富士康)を子会社に持つ。

Androidケータイを製品化し大躍進

 HTCが同社初のAndroidケータイ「T-Mobile G1」を2008年に発売した。現在では、世界のAndroid携帯市場で39%のシェアを占めている。Androidは最近、アップルの「iOS」を抜いて世界で最も成長している携帯端末用OSになった。米メディア・情報サービス大手ブルームバーグがアナリスト予想を集計したところ、Androidケータイの成功で、HTCの売上高は今年78%増加する見通しだ。これは競合するアップルやフィンランドの通信機器大手ノキア(NOK)、カナダのスマートフォン大手リサーチ・イン・モーション(RIM、RIMM)、韓国サムスン電子と比べてはるかに高い成長率である。

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