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BRICsをBIICに:ロシアに代えてインドネシアを昇格させる?

「ジャカルタ総合指数」は過去最高値に迫る

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2010年11月29日(月)

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Roben Farzad(Bloomberg Businessweek、ウォール街・国際金融担当シニアライター)
米国時間2010年11月18日更新「 The BRIC Debate: Drop Russia, Add Indonesia?

 BRICsの時代は終わり、これからはBIICの時代になるのだろうか。

 2001年、米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)は、ブラジルとロシア、インド、中国の新興国4カ国をBRICsと名付け、「2050年までに世界の一流経済国になる」との見通しを示した。1998年にロシア通貨危機が起き、ルーブルが暴落してから3年後のことだった。

 その後、BRICsに投資家の資金が殺到。原油高を追い風に経済が急成長したロシアにも多くの資金が集まった。このBRICsは、今も投資家を引きつけている。例えば、投資家らは上場投資信託(ETF)「iシェアーズMSCIエマージング・マーケット・インデックス・ファンド(EEM)」に480億ドル(約4兆円)を投資している。この資金の半分近くがBRICs株に配分されている。

 だが現在、多くの資金運用担当者やエコノミストは「ロシアに対してはもはや過剰な期待を抱くべきではない」と考えている。米ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授や米金融大手モルガン・スタンレー(MS)のアナリストをはじめとする専門家らは「BRICsを見直し、ロシアをインドネシアと同列かそれ以下に位置付けるべきだ」と主張している。こうした専門家らは、ロシア政府の不安定な政策決定や急速な人口高齢化、絶えることのない汚職などを問題視し、インドネシアのほうがロシアよりはるかに魅力的な投資先だと見ている。

 インドネシアの優位な点として、財政規律や経済成長(IMFは2010年の成長率を6%と予測している)、社会・政治環境の改善などがある。任期2期目のインドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領は、教育や医療体制の整備に予算を重点的に配分してきた。インドネシアは一時はIMFの救済対象となったが、その財政状況は著しく改善した。その国債は「投資適格」の格付けを得られる寸前まで信用力が回復している。

賄賂や“不法行為”がいまだに横行するロシア

 いっぽう、ロシアに関しては投資家を遠ざけるようなニュースが続いている。スウェーデンの家具チェーン大手イケアは、ロシアの電力会社幹部から賄賂を要求された。これを拒否したところ、ロシアに出店していた店舗への電力を確保するためにディーゼル発電機のリース契約を余儀なくされたという。その後イケアは、このリース契約を担当する同社のロシア人幹部も賄賂を受け取っていたと発表した。

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