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アマゾンの特急配送サービスが大人気:売り上げ30%増に貢献

ウォルマートは、年末商戦で送料無料を打ち出し対抗

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2010年12月7日(火)

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Brad Stone(Bloomberg Businessweek記者)
米国時間2010年11月24日更新「 What's in Amazon's Box? Instant Gratification

 アラバマ州バーミングハムに住むグラフィックデザイナーのルース・ティンズレー氏は昨年、人生を左右する2つの変化を経験した。

 昨年12月、彼女は一卵性双生児の女の赤ちゃんを出産した。その数週間後、米アマゾン・ドット・コム(AMZN)の送料無料サービス「アマゾンプライム」の会員になった。年会費79ドル(約6600円)で注文後2日以内の配送を保証するサービスだ。

 この2つの出来事がこの女性を、ソフトウエアから宝飾品、誕生日プレゼントに至るまで、あらゆる物をアマゾンのサイトで買うアマゾン信者に変えた。彼女が今年アマゾンで購入したのは、クリスマスシーズンに入る前の時点で150品目。昨年1年間の82品目を上回っている。「今では、別のところで見たり聞いたりした商品も、アマゾンで扱っていないか、まずチェックするようになった」と言う。

 アマゾンプライムは、小売り全体とは言わないまでも、電子商取引全体の中で最も巧妙かつ効果的な顧客ロイヤルティープログラムかもしれない。このプラグラムは、ティンズレー氏のように時々しか利用していなかった顧客を、注文後2日で確実に手元に届くという満足感によって、アマゾン中毒にしてしまう。

 このアマゾンプライムが貢献して、同社の株価は2年間で296%上昇した。アナリストは、景気後退期に他社が低迷する中、同社は30%も売り上げを伸ばした、と指摘する。

 また、アマゾンプライムを競合他社がまねするのは非常に難しい。このプログラムによってアマゾンは、以下のさまざまな事を提供できるようになった。幅広い品ぞろえと低価格、第三者の出店業者ネットワーク、きめ細かな流通システム。同時に、同社は、会費を払って会員になったからには恩恵を最大限に受けたいという、人間の少々不合理な欲求に着目したものでもある。

ウォルマートなどが年末商戦で送料無料サービス打ち出す

 アマゾンプライムが始まって6年、オンライン、オフライン、どちらの競合会社も、このプログラムの脅威が増していることを感じ取り、対応を急いでいる。小売り最大手ウォルマート・ストアズ(WMT)や家電量販店ベストバイ(BBY)、ディスカウントストアのターゲット、百貨店大手JCペニー(JCP)らが、最近になって、送料を無料にするクリスマス・キャンペーンを発表した。このため、今年の年末商戦は送料コストをどこが最も下げられるか、を見るための競争と化している。

 いっぽうネット販売のイーベイは8月、同社初のポイントプログラム「イーベイバックス」を発表した。同社のオークションサイトで落札した商品をペイパルの決済サービスで購入した顧客に対して、購入額の2%を返還するものだ。

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