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「テレビ電話1分間」は牛丼2杯分!

中国出張・赴任のトラの巻【携帯電話・ネット編1】

2011年1月6日(木)

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 日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2010年11月末までに日本を出国した日本人数は約1531万人。前年同期に比べると8.1%の増加であり、このペースでいけば年間の海外渡航者数は約1670万人となる。1600万人台を回復するのは3年ぶりのことだ。

 日本人の海外渡航者数は浮き沈みしながらも、1990年代後半から1600万~1700万人で推移してきた。それが2008年のリーマンショック以降に始まった未曾有の不景気により1500万人台にまで落ち込んだ。以前に比べて、出張や旅行で海外に行く機会が減ったと言う人も多いのではないか。

2010年10月に開業した羽田空港の新国際線ターミナル。深夜も使えるD滑走路が増えたことで国際線の発着枠が大幅に拡大した

 だが、最近の円高でお得感が強まり、海外への渡航者数は再び上昇気流に乗ったとの見方もある。成田空港と羽田空港で滑走路が増強され、国際線の発着枠が大幅に拡充されたことも追い風となっている。うまく行けば、2000年に記録した1782万人という最高記録を更新する可能性すら出てきた。

 それでは、日本人が最も多く訪れる国はどこだろうか?

 答えは・・・中国だ。中国大陸(Mainland China)に加え、特別行政区である香港やマカオを含めた中国(「Greater China」という呼び方もある)を訪れた日本人は2009年に490万1231人に達した。ハワイ州やグアムなどを含めると、2008年まで邦人渡航客数の首位は長らく米国だった。それが4万人の差ながら、2009年に初めて米中が逆転した。

 JNTOのデータで国別の訪問者数が比較できるのは現時点では2009年まで。だが、2010年に中国と米国の差が開くのはほぼ確実だろう。ちなみに台湾まで含めると中華圏を訪れた人は2009年に590万1892人となった。全体(1544万5684人)に占める割合は38.2%となり、海外を訪れる日本人の約4割が中国、香港、マカオ、そして台湾を旅していることになる。日経ビジネス・オンラインの読者も最近、出張や旅行で中華圏を訪れる機会が増えているのではないだろうか。

「日本のケータイ同士」は最悪

 海外へ出かける際に欠かせないのはパスポートやお金であるが、今や携帯電話も必需品と言っていい。家族や友人だけでなく、旅先でも常に職場との連絡を取らなければならないビジネスパーソンも多いはずだ。今や、日本の番号のままで海外でも電話を受けられる端末も多い。スマートフォン(多機能携帯電話)を使えば電子メールだって利用できる。

 問題は利用料金だ。一番利用者の多いNTTドコモを例に料金を見てみよう。日本のケータイを中国で使う場合、日本に電話をかけると相手がケータイでも固定電話でも通話料金が1分間で175円もかかる。日本国内での通話料金は最も基本料金が安い「SSプラン」ならば、30秒間ずつの課金料金が21円だ。単純に計算すると4倍以上の費用がかかることになる。

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「「テレビ電話1分間」は牛丼2杯分!」の著者

坂田 亮太郎

坂田 亮太郎(さかた・りょうたろう)

日経ビジネス副編集長

東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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