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米フェイスブック、SNS人気が高いロシア市場の制覇を狙う

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2011年1月19日(水)

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Julia Ioffe
米国時間2010年12月29日更新「Facebook's Russian Campaign

 米フェイスブックが運営する世界最大の交流サイト(SNS)「facebook」のユーザー数は、最新の調査で5億人を超えた。だが、マーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)が創業したフェイスブックが、大きなシェアを確保できていない大市場は世界中にまだいくつもある。例えば日本では、facebookはSNSのトップ3にすら食い込めていない。総人口が多く、膨大な数のインターネット利用者がいるブラジルや中国でも、facebookは存在感を示せていない。

 ロシアでは、国内企業が運営する複数のSNSが既に市場で確固たる人気を獲得している。それでも、facebookは今後、この市場で勢力を拡大できる可能性がある。ロシア語版facebookは2010年4月に正式サービスを開始。米市場調査会社コムスコアによれば、facebookのシェアは現在5位にとどまっているが、目覚ましい伸びを見せている。2010年1月から8月にかけて、ロシア語版facebookのユーザー数は376%増え、450万人に達している(コムスコア調べ)。

 2010年初頭、フェイスブックはロシアの携帯通信大手2社――ビムペルコム傘下の「ビーライン」とモバイル・テレシステムズ(MTS)――と契約し、携帯電話利用者がモバイル版facebookを利用できるようにした。また言葉の壁を克服するため、同社は「poke」(ほかのfacebook利用者のページを閲覧したことを示し、関心を引くための機能。日本語版では「あいさつ」と訳されている)など、ロシア語に翻訳しにくい用語の訳を利用者から募集し、投票で採否を決めている。

 スペイン出身で英ロンドンを拠点にフェイスブックの国際成長戦略を統括するハビエル・オリバン氏は「ロシア語は非常に複雑な言語なので、言語的に混乱を招かないよう、ユーザー自らインターフェース機能の用語を決められるようにした」と説明する。

ロシア市場での展開は、中国市場進出の試金石

 ロシア市場は西側先進国の企業が参入しにくく、米インターネット検索大手グーグルでさえ苦戦を強いられている。だが、ザッカーバーグCEOはロシア市場に果敢に挑む意欲を鮮明にしている。2010年10月17日、米スタンフォード大学で講演した同CEOは「facebookがロシア市場で成功できれば、中国市場でも成功の可能性が見えてくる」と語った。中国はインターネット利用人口が世界最大の国だ。ロシアはSNSの利用が盛んで、中国市場での事業拡大に向けた格好のテストケースとなる。コムスコアによれば、ロシア人のSNS利用時間は1カ月当たり9.8時間で、世界平均の2倍以上になっている。

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