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バーナンキFRB議長の宿敵、ジョン・テイラー

「影のFRB議長」として共和党系の理論的支柱に

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2011年1月31日(月)

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Scott Lanman(Bloomberg News記者)
米国時間2011年1月20日更新「 John Taylor: The Republicans' Shadow Fed Chairman

 彼は議会における投票権を持っているわけではない。強力な連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーでもなければ、バラク・オバマ大統領の経済諮問委員会の一員でもない。それでも、スタンフォード大学のジョン・テイラー教授(64歳)は、ワシントンで最も影響力のある経済学者の1人と考えられている。

 テイラー氏の信奉者はこんな人たちだ――下院共和党の新指導部や下院の重要委員会委員長、大統領候補になりそうな人、保守派論客、そして米連邦準備理事会(FRB)のベン・バーナンキ議長の金融刺激策とオバマ政権とのいわゆる馴れ合いに懐疑的な者――。

 テイラー氏のブログ「エコノミクスワン(Economics One)」は、現在の景気対策への対案を探している共和党員にとって必読である――その挑戦をかわしたい民主党員にとっても同様だ。下院予算委員会委員長を務め、2~3週間に1回はテイラー氏と話す共和党のポール・ライアン下院議員(ウィスコンシン州選出)によれば、テイラー氏は「FRBの見解に対して、おそらく最高の信頼性を持って異論を唱えられるオピニオン・リーダーだ」という。

テイラールールに従っていれば、住宅バブルはなかった?

 テイラー氏は、影のFRB議長という新たな役割を楽しんでいるようだ。このところ相次いでタイミングよく新聞に論説を載せたり、公開書簡や演説、レポートを発表したりしている。「市民社会には正々堂々と意見を述べる責任があると考えている」とテイラー氏は語る。

 その意見の中には辛らつなものもある。「彼は人としては温厚で気楽な人物だが、キーボードに向かうと、性格が変わって暴言を吐くことがある」と元FRB副議長のアラン・ブラインダー氏は話す。

 テイラー氏の“口撃”を受けているのはFRBの金融緩和政策だけではない。彼はドッド・フランク金融規制改革法やアラン・グリーンスパン元FRB議長の金融政策判断に対しても批判的だ。もしグリーンスパン氏が、テイラー氏が考え出した金融政策、いわゆる「テイラールール」(これ以外に呼び方はない)に従っていたら、2002~2005年の金利はもっと高くなっていただろう、と主張する。「その後に起こった住宅バブルとその崩壊や失業率上昇を防ぐことができただろう」と見る。グリーンスパン氏はこれに対し、テイラー氏は自分の業績を「幾つも不正確に結び付けている」と反論している。

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