• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

クルマをスマホに変える車載テレマティクス

GMが「オンスター」事業に再挑戦

  • Bloomberg Businessweek

バックナンバー

2011年3月28日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

David Welch(Bloomberg News・Bloomberg Businessweek記者)
米国時間2011年3月10日更新「 GM Pushes Hard with OnStar

 米ゼネラル・モーターズ(GM)は1996年に、車載テレマティクスサービス(自動車に通信システムを組み合わせ、運転の支援や情報提供をするサービス)、「オンスター(OnStar)」を立ち上げた。当時、同社の経営陣は、安全やナビゲーション、通信などのサービスをすべてのGM車で提供し、ドライバーがハンドルを握りながら旅行の計画を立て、電話で話し、株価チェックまでできるようにしようと計画していた。

 GMは、このサービスの年会費や使用料による収入が大きくなり、オンスター事業の利益が自動車事業を凌ぐかもしれないとまで予測していた。そして、その予測が正しかったことが証明された。2005年から2009年の破産申請に至るまで、自動車事業は1010億ドル(約8兆円)の赤字だったが、オンスターは控え目ながら黒字だった。

娯楽要素を加えた新サービスも

 通信会社の幹部を歴任してきたダニエル・アカーソン氏を最高経営責任者(CEO)に迎えたGMは今、もう一度オンスターに大きな野望を抱いている。アカーソン氏は、1)6カ月間の無料サービス期間終了後も引き続きこのサービスを使ってくれるGM車のオーナーを増やすことと、2)他社のクルマのオーナーにこのシステムを売り込むことの2本立てで、この通信サービスの拡大を図ろうとしている。元レボル・ワイヤレス幹部のリンダ・マーシャル氏をトップに据え、クルマを重さ2トンのスマートフォンに変える事業に着手した。

 GMはまた、同社最大のブランドであるシボレーの車種に「マイリンク(MyLink)」という娯楽要素を強化した据え置き型のテレマティクスシステムを今年搭載する予定だ。同社のグローバル電子システム・エクゼクティブ・ディレクター、ミッキー・ブライ氏は「家電と自動車の技術が衝突し融合している。我が社の調査によれば、インフォテインメント(情報と娯楽の融合)はクルマを選ぶ際の決め手としてトップ5に入る」と言う。

 今春オンスターは、その名を冠したハードウエアを、299ドル(取り付け費用別)で発売する。米家電量販店ベストバイ(BBY)のような小売店で販売して、競合メーカーのクルマにこのシステムを搭載してもらおうという作戦だ。GM は、オンスター部門を外部株主に売却することまで検討した。この事業がGM本体と距離を置いたら、競合メーカーがオンスターを自社の新車に搭載しやすくなるのではないかととの考えからだ。

コメント0

「Bloomberg Businessweek」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

企業や官公庁の幹部のメールボックスの内容が、まるごと数十万〜数百万円で売られている事例もある。

名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官