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スターバックスが、アンチ・スタバ派の取り込みを狙う

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2011年5月12日(木)

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Leslie Patton(Bloomberg News記者)
米国時間2011年4月21日更新「 Starbucks Targets Folks Who Shun Starbucks

 米コーヒーチェーン大手スターバックス(SBUX)のブランド担当責任者で、後に国際戦略責任者となったミシェル・ガス氏は、人気製品「フラペチーノ」や緑のストロー、フラッペ製品の半球型のふたなど、他社と差別化するイノベーションを積極的に推し進めてきた女性だ。

 2009年8月、ガス氏はスターバックスのハワード・シュルツCEO(最高経営責任者)から、同社の主力事業とは異なる部門を活性化させる、新たな課題に取り組むよう命じられた。同社が8年前に買収したシアトルズベストコーヒーの事業を立て直す任務を与えられたのだ。シアトルズベストのチェーン店舗数は325店。これに対し、スターバックス店は1万7000店以上ある。

 現在、シアトルズベストは米国とカナダの5万を超える地域で展開している。その数は1年前と比べて12倍にも増えている。シアトルズベストのここ数年の売上高はシュルツCEOの掲げる目標には至らないものの、ガス氏の指揮の下、中間市場(高級市場と大衆市場の間の市場)のスターバックス否定派の消費者から支持を集め始めている。同氏がシアトルズベスト部門の社長に就任してから、旅客機内や自動販売機、クルーズ船内、生鮮食品店などでシアトルズベストの製品の取り扱いが増えている。また、シアトルズベストは4月、米小売大手ウォルマート・ストアーズ(WMT)のカナダにある店舗内に10店のコーヒー店を開店する予定だ。

 スターバックスのオルデン・リー取締役は「シアトルズベスト部門は期待外れの業績が続いていたが、ガス氏が指揮を取り始めてから活力が高まり、目的意識も鮮明になっている」と評価する。

データを重視、苦言も辞さず

 ガス氏はもともと化学エンジニアで、米ワシントン大学で経営学修士号(MBA)も取得している。1996年にスターバックスに入社する前は、米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G、PG)で歯磨き製品ブランド「クレスト」のブランド統括責任者を務めていた。同氏は「私はこうした経験知識を生かして、新しいメニューや製品の開発を進めながら、経営収支の向上にも目を光らせてきた」と語る。

 ガス氏はスターバックスに入社してすぐに、実証データに基づくプレゼンテーションを行い、社内で信頼を獲得した。スターバックスの元幹部で、現在は米映画館運営大手AMCエンターテインメントのCEOを務めるゲリー・ロペス氏は「皆がプレゼンで即興話ばかりしている中、ガス氏は話の裏づけとなるデータを示していた」と振り返る。

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