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番外編:インドの工業団地ってどうなっているの?

工業団地を超え都市開発へと発展する開発業者

  • 時吉 康範,山野 泰宏

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2011年5月27日(金)

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東日本大震災、インドへの進出を真剣に考える企業が増え始めている。ところが、インドでは、工業団地の開発主体もまちまちで、規模の差も大きい。そこで、今回は、特別に製造業が工場を進出するうえで、どのような工業団地があるかを解説していく。

【工場進出を考えている企業にむけて】

 経済成長著しいインド。ICTなどのサービス産業が成長のきっかけとなり、経済を牽引してきたが、政府は製造業の育成にも力を入れ始めている。その製造業の拠点となっている工業団地は、どういう状況にあるのだろうか。インドにも様々な種類の工業団地があり、その進化も著しい。特に最近では単なる工業団地とは呼べない、都市開発とも言うべき街づくりが行われており、インド進出を考えている日本企業にとっても、多くの選択肢がある。まずはその現状をレポートする。

A.町工場エリア

 最初に紹介するのは、デリー市内の町工場が集まるエリアである。東京でいうところの大田区、大阪でいうところの東大阪のような地域である。鉄工所や下請けの部品工場が密集しつつも整然と並んでおり、日本のメーカーの看板も散見される。インドのモノづくりを下支えしている工場群は、労働者の通勤用のバイクが道路にまで溢れ、その道路もところどころ舗装がはがれているなど、決して整った環境とはいえない。

 ただ、ここで出会った労働者は、明るい将来を信じて、皆明るい表情をしていたのが印象的だった。エリア内に出ている屋台では、労働者の疲れを癒す甘いティー(チャイ)が1杯5ルピー(約10円)で飲める。

土埃の舞う工業団地内の道路
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団地内にはチャイを売っている屋台も出ている
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B.公的団体が開発・供給する工業団地

 次に紹介するのは、公的団体(州政府や開発公社など)が開発・供給する工業団地である。写真は、デリーから南に約50km、車で2時間ほどの距離にある、マネサールという工業団地であり、大型の工場が多数立地している。団地内の道路は広く整然としており、中には公園も配置されている。ここはハリヤナ州開発公社(HSIDC)が開発し販売したものであるが、現在も電力、水の安定供給に課題がある。

 そのため各工場では自家発電機を備え、頻発する停電に備えている。水に関しては、地下水を汲み上げて利用することが認められているが、汲み上げた分と同量の水を敷地内に散水するルールとなっている(規制内容は州によって異なる)。デリー近郊の新興都市、グルガオンにも程近く、またインディラ・ガンジー国際空港の利用にも便利なことから、日本企業に人気のある工業団地であるが、その利便性ゆえ、最近ではかなり地価が高騰している、とのことである。

広く整備された団地内の道路
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工業団地内には公園も配置されている
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