• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

IBMの次期CEOは誰に?

成長路線を取るのか? 経費削減を継続するのか?

  • Bloomberg Businessweek

バックナンバー

2011年6月17日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

Katie Hoffmann(Bloomberg News記者)
米国時間2011年6月9日更新「 IBM: A New CEO for Its 100th Birthday?

 米IBM(IBM)が6月16日に創業100周年を迎える。だが、同社にとっては、その5週間後に控えるサム・パルミサーノCEO(最高経営責任者)の60歳の誕生日の方が、重大な意味を持つかもしれない。IBMの歴代CEOは、60歳になると後継者を指名してきたからだ。パルミサーノCEOはこの巨大IT企業の経営トップに誰を据えるのか? 同社が近年の経費削減路線を継続するか、あるいは新たな成長路線に踏み出すかの選択に大きな影響を及ぼす可能性がある。

 ただ、表向き、IBMのCEO交代が衝撃を与えることはないはずだ。米ヒューレット・パッカード(HP、HPQ)やフィンランドのノキア(NOK)が最近、社外からCEOを採用しなければならなかったのに対し、IBMは社内に優秀な候補者が何人もいる。

 有力と見られているのは、営業部門を統括するバージニア(ジニー)・ロメッティ上級副社長(53歳)と、サービス部門を統括するマイク・ダニエルズ上級副社長(56歳)の2人だ(もう一人の候補として、ハードウエア部門を統括するロドニー・C・アドキンス上級副社長がいる。アナリストらは前述の2人に比べて可能性はかなり低いと見ている)。

 IBMの幹部採用に携わってきた米経営幹部人材紹介大手コーン・フェリー・インターナショナル(KFY)のデニス・ケアリー副会長は「IBMには次世代の経営者を育成する環境が整っている。IBMにとって問題なのは、人材不足ではなく、むしろ人材が豊富すぎることだ」と語る。

営業を経験し、コンサル部門の支持も篤いロメッティ氏

 現在、営業部門を統括するロメッティ氏は、現職に就く前にはサービス部門――今やIBMの主力事業となっている――を率いていた。IBMに30年間在籍しているベテラン社員のロメッティ氏は、IBMが39億ドル(約3100億円)で買収した米会計コンサルティング大手プライスウォーターハウスクーパース(PwC)との組織融合に取り組んだ手腕がパルミサーノCEOの目にとまった。IBMはPwC買収によって戦略コンサルティング機能を強化し、顧客企業の経営者とより強い関係を築けるようになった。

 ロメッティ氏が後継者に指名されれば、IBM初の女性CEOとなる。またIBMは、インドラ・ヌーイCEO率いる米飲料・食品大手ペプシコ(PEP)を抜いて、女性が経営トップを務める最大の企業となる。

 IBMでの26年間の勤務を経て、現在は米プライベートエクイティ(PE、非公開株)投資会社シルバーレークパートナーズの上級顧問を務めるジョン・スウェインソン氏は「競争になるとは思えない。現在、パルミサーノCEOの後継者を選ぶとしたら、ロメッティ上級副社長が妥当な選択だ」と語る。

 スウェインソン氏は、営業部門を率いた経験が特に重要と見ている。「IBMでは伝統的に、営業部門を統括していた幹部が経営者に就任する場合が多い」(同氏)。パルミサーノCEOも2000年の社長就任と同時に営業部門の責任者になり、その2年後にルイス・ガースナー前CEOの後任となった。

コメント0

「Bloomberg Businessweek」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本全体として若い世代にもっと所得の分配をしていくべきだと思う。

川野 幸夫 ヤオコー 会長