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グーグルとフェイスブック、激化する覇権争い

刺し合いを続けながら、2強はどこへ行く

  • 加藤 靖子

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2011年7月11日(月)

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 インターネット検索サービス最大手の米グーグルが、6月28日から、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「グーグル+(プラス)」の試験運用を開始した。SNS世界最大手の米フェイスブックに再び対決を挑むこの戦略によって、両社の争いはさらに激しさを増していく。

試験運用中のグーグル+の情報ページ。「親しい友人」や「仕事上の知人」など、共有したい情報に応じてグループを分類できる機能を加えて、フェイスブックとの違いを出す
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 グーグルとフェイスブックの対立は、依然から何度となく表面化していた。しかし、グーグルは検索エンジンであり、フェイスブックはSNSと別物だ。提供するサービスが違うのだから、対立する理由などなさそうにも見える。違う土俵で、それぞれ得意分野を伸ばしていけばいいのではないか、と思うかもしれない。

 だが、それは大きな間違いだ。両社が争っているのは、提供する情報サービスに付随する「広告」。そして、インターネットの覇権を握るために、激しく競い合っている。

 グーグルは言わずと知れた検索エンジンの世界最大手だ。その圧倒的な利用者数から、検索結果連動型の広告を生み出し、成功を収めている。この検索連動広告を中心とする売上高は、4半期ベースで85億ドルを超え、今でも増加傾向にある。

 一方のフェイスブックは、7億5000万人以上のユーザーを抱え、米ユーザーの月間平均利用時間は7時間を超える(米ニ-ルセン調べ)。また、米エクスペリアン・ヒットワイズの調査によると、2010年の米国のインターネットサイト訪問数で、フェイスブックがグーグルを抜いてトップに立った。こうした成長に支えられて、2011年1月には同社の時価総額が500億ドルに達している。

 オンライン広告というビジネスにおいて、両社の業績が突出していることは、疑いようがない。グーグルのエリック・シュミット最高経営責任者(CEO)は、昨年米ウォールストリート・ジャーナル紙の取材に対して、「フェイスブックが好調なら、グーグルは不調だと思うだろうが、勝ち組は皆、好調なものだ」と語っている。

 それでも、グーグルには焦りが見える。サービスは本質的に競合しないはずの両社だが、フェイスブックの躍進はグーグルにとって脅威だ。それは、フェイスブックの中の情報を、グーグルが検索できないことが最大の理由である。グーグルは、今まであらゆるものをウェブ上に載せることで、巨大なデータ集合体を形成してきた。それをユーザーが検索することで、広告掲載者は消費者に効果的にリーチすることができた。

 しかしフェイスブックは今までのやり方を一変させた。

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