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「加藤嘉一」という商品を中国市場に売り込んだ

いよいよ「ビジネス編」スタート

2011年8月25日(木)

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 はじめに、本連載のアジェンダに関する報告をさせていただければと思う。

 本連載も後半戦に突入する。これまで、中国の政治体制や外交政策、経済問題や社会現象など、わりとお堅いテーマを扱ってきたが、テーマを「ビジネス」に移したい。

 もちろん「現場主義」のスタンスを変えるつもりはない。「真実はいつも現場にある」。そう信じて疑わない。

 これまで、現場の声や空気を意識して、現代中国に流れるストーリーを描こうと、“一筆入魂 ”で書いてきた。これからもそうありたい。

 日経ビジネスオンラインの読者の中には、実際にビジネスパーソンとして“現場”で勝負をされている方がたくさんおられる。さらに、中国ビジネスに携わっておられる方、日中の架け橋として両国の市場を奔走されている方、これから中国で起業しようと気合を入れている若い世代――。連載の後半は、こうした方々と、職種や世代を越えた忌憚のない議論ができるプラットフォームを創っていきたいと思っている。

『脱中国論』が意味するもの

 本格的に「ビジネス編」に突入する前に、今回は、プロローグとして2つの点をお伝えしたい。

 一つは、本連載の原点、タイトルでもある『脱中国論』についてである。

 多くの読者から「加藤さん、このコラムはなぜ『脱中国論』って言うんですか?」というご質問やメールを頂いてきた。その多くに「中国に飛んで、中国で活動して、中国の重要性を説いてきた加藤さんが、何で『中国から脱出すべき』みたいなタイトルをつけるんですか? 言行不一致でしょう?」というたぐいのフレーズが入っていた。

 誤解を招かないために、『脱中国論』が意味するところを、連載が始まる段階できちんと説明しておくべきだったと反省している。

 筆者が伝えたいメッセージは、「中国から脱出せよ」では決してない。中国は「中国」と一括りできるほど、小さなものではない、ということを伝えたかったのだ。これはポジティブな意味だ。中国という“得体の知れない巨人”に対して、ダイナミックに立ち向かうための考え方を伝えたかったのだ。

 『脱中国論』は、直訳すれば、「中国を脱する論」である。だが、筆者が『脱中国論』に込めたのは、「中国」という概念あるいは見方をもって、この巨人を理解しようとするのはやめよう、というスタンスだ。

中国は「中国」と一括りにできるほど小さくない

 そもそも「中国」って何だろう。
 昨日、大阪で自動車の部品を製造されている大阪のビジネスパーソンからメールを頂いた。「加藤さんへ。弊社が存続していくためには、国内市場で勝負するだけでは、もう限界です。リストラもしました。中国市場に進出するしかない気がします。どう思いますか?」という内容だった。

「加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ」のバックナンバー

一覧

「「加藤嘉一」という商品を中国市場に売り込んだ」の著者

加藤 嘉一

加藤 嘉一(かとう・よしかず)

国際コラムニスト

現在米ハーバード大学アジアセンターフェロー。世界経済フォーラムGlobal Shapers Community(GSC)メンバー。中国版ツイッター(新浪微博)のフォロワー数は150万以上。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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