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「他山の石」教訓が市場開拓の早道

韓国ロッテマート、出店攻勢の舞台裏

2011年10月5日(水)

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 「2018年、アジアNo.1リテーラーに」。韓国ロッテグループのロッテマートが掲げる目標だ。

 ハイパーマート業態の量販店を展開するロッテマート。同社は2018年までに、計1000店(海外700店、韓国内300店)の展開を目標に、積極的に海外での出店攻勢をかけている。2018年には、中国で500店、インドネシアで100店、インドで70店、ベトナムで30店を開業する計画だ。

 ロッテマートの現在の店舗数は約200店。そのうち韓国内は約90店で、すでに海外店舗の比率が高くなっている。

 1998年に韓国内で初めてロッテマートを開業させた同社が、わずか10年後の2008年には韓国内でトップ3に君臨し、中国に進出。海外の店舗を増やす背景には、韓国内の量販店市場が成熟期を迎えたという理由もある。

 韓国内では現在1000店以上の食品スーパーなどがあり、国内市場は飽和状態。さらに今年には流通産業発展法が改正され、伝統市場の保護を目的に、伝統市場の1キロメートル以内では食品スーパーや総合量販店(GMS)などを新たに出店することが難しくなった。「韓国内の出店はブレーク状態。今後の新店開業には時間がかかるため、成長を続けるには海外に出て行くしかない」と同社の盧柄容(ノ・ビョンヨン)代表は話す。

 そこで着目したのが中国市場だ。

 韓国では、新世界グループが運営するトップシェアのEマートが中国に進出しており、現在約25店を展開している。しかし、現地紙の報道によると、Eマートは経営不振から店舗の売却を検討しているとされる。必ずしも、中国市場で成功しているわけではないのだ。そこでロッテマートはEマートのケースから、中国市場の攻略方法を学んでいった。

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「「他山の石」教訓が市場開拓の早道」の著者

日野 なおみ

日野 なおみ(ひの・なおみ)

日経ビジネスクロスメディア編集長

月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・運輸業界や小売業界などを担当。2017年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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