• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

売上高2000億円の達成は見えてきた

パナソニックインド 伊東大三社長に聞く

  • 戸川 尚樹

バックナンバー

2011年10月6日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

実質GDP(国内総生産)成長率7%のインド。多くの日本企業にとって攻略すべき新興市場の1つだ。インド市場に力を入れている家電メーカーの1社がパナソニック。同社は2013年3月期にインド市場での売上高2000億円を目指す。現在の3倍以上に売り上げを伸ばすため、様々な手を打つパナソニックインド。同社の伊東大三社長に現状と今後の意気込みを聞いた。

(聞き手は 戸川 尚樹)

:ここ数年力を入れてきたインドでの薄型テレビ事業ですが、韓国のサムスン電子、LG電子、そしてソニーという3強の状況は変わっていません。現状のインドのテレビ市場をどう見ていますか。

伊東:テレビ市場は全体的に伸びていて、間違いなく来年度は1500万台市場になるでしょう。しかも、ものすごい勢いでCRT(ブラウン管テレビ)からLCD(薄型液晶テレビ)にニーズが移っています。今までは21インチのCRTを買っていたお客が、22インチ以上のLCDを買う、といった状況です。
 最近は消費地が拡大していることも見逃せません。これまではデリー、ムンバイといった大都市中心だったのが、ティア2、ティア3と呼ばれる2級、3級の地方都市の需要が伸びています。田舎には非常に裕福な農家の方々もいます。田舎にもどれだけ販売網を張り巡らせることができるかどうかが今、非常に重要になってきました。
 テレビのシェアについては、まだ我々がインドに本腰を入れてから3年ぐらいということもあって、上位3社にはまだ届いていません。
 でも、確実にシェアが上がっていて、悲観はしていません。最近では、インド最大の商戦「ディワリ」の前哨戦ともいえる今年9月のインド南部のケラーラ州での「オーナム祭」のテレビ商戦で成功しました。販売シェアは、昨年9月が10%弱だったのが今年9月は20%に引き上げることができました。
 ボリウッドの有名な男優や女優などをブランド大使として起用して大規模な広告宣伝を打ったり、パナソニック店舗を増やすなどの販売網を拡充したりしてきたことで、パナソニックブランドの認知度が高まってきました。以前はインド市場でのブランド認知度で15位前後という低いところに甘んじていましたが、ここ2年で4位まで順位が上がってきました。

パナソニックインド社長 伊東大三氏(写真:菅野 勝男)

:ディワリを見越してオーナム商戦で投入したテレビには、機能面で何か工夫しているのですか。
 テレビの画質が良いということに自信はありますがが、それだけでは、他社との差異化を図ることは難しいのが現状です。他社製品と同様、インターネットにアクセスし、フェイスブックを利用できるようにしていますが、機能面での工夫はこれだけではありません。
 当社が重視しているのは「音」。インド人消費者は、大音量で音楽を聴いて踊るのが大好きな人が多い。音楽を聞く手段がラジオでして、田舎に行くと、600円ぐらいのラジオが売られていて普及しています。

コメント0

「インド12億人市場・勃興する中間層を狙え」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

プロフェッショナルとして、勝負どころで安易に妥協するなら仕事をする意味がない。

手嶋 龍一 作家・ジャーナリスト