• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

再評価? 単なる敵失? ギングリッチ氏が支持率トップに

「最後に勝つのはロムニー氏」との観測は消えず

2011年12月14日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 共和党の大統領候補指名争いで、一度は撤退寸前まで追い込まれたギングリッチ元下院議長(68)がここにきて支持率トップに立っている。「本命候補」と目されてきたミット・ロム二ー元マサチューセッツ州知事(62)を抜き去ったのだ。

アイオワ、サウスカロライナ州でロム二ーを抜いてトップに

 公式の予備選開始まで1カ月を切った。

 まず年明け早々、1月3日にはアイオワ州党員集会がある。そのあと、同10日にはニューハンプシャー州予備選、同21日にはサウスカロライナ州予備選と続く。

 序盤戦での勝利は、その後の流れに大きく影響する。共和党は今回、予備選のルールを変更した。「Winner-takes-all」方式(ある州で首位になった候補者が、その州に割り当てられ選挙人数のすべてを獲得する)を、4月1日までに実施される各州の予備選には導入しない、と決めたのだ――4月3日のメリーランド州予備選からはWinner-takes-all方式を導入する。このため、たとえ、ある州で2位に終わっても、指名獲得のチャンスは4月1日まで残る。それだけに緒戦での結果がその後の流れを左右する。

 アイオワ、ニューハンプシャー、サウスカロライナ3州の現状はどうか。

 それぞれの州の地元紙や大学が行なった世論調査によると、アイオワ、サウスカロライナ各州ではギングリッチ候補が9ポイントから16ポイント差でロム二ー候補をリードしている。

 ニューハンプシャー州でも、ギングリッチ候補がロムニー候補を追い上げている。かってマサチューセッツ州知事だったロム二ー候補にとって、お隣のニューハンプシャー州は「地元」だ。ロム二ー候補は現在、42%の支持率を得ている。しかし、ギングリッチ候補も支持率を15%にまで引き上げている。9~10月の時点では1けただった。

 3州の地元紙、大学世論調査研究所が実施した世論調査結果は次の通りだ。

▼アイオワ州地元紙「デモイン・レジスター」世論調査
  ギングリッチ ロム二ー
6月19日 7% 23%
10月23日 7% 22%
11月27日 25% 16%
▼サウスカロライナ州ウィンスロップ大学世論調査
  ギングリッチ ロム二ー
4月17日 8% 17%
9月11日 5% 27%
11月27日 38% 22%
▼ニューハンプシャー州ニューハンプシャー大学世論調査
  ギングリッチ ロム二ー
6月21日 1% 35%
9月26日 4% 37%
11月15日 15% 42%

(RealClearPolitics-Election 2012-Iowa RepublicanPresidential Caucus:RealClearPolitics-Election 2012-South CarolinaRepublican Presidential Primary:RealClearPolitics-Election 2012-NewHampshire Republican Presidentail Primary)

「好感度」でもロム二ーを抜いて首位に立つ

 ギングリッチ候補は、支持率でロム二ー候補をリードしているだけではない。

 各候補の好感度を示す「Positive Intensity」(ポジティブ・インテンシティ」(ギャラップ世論調査)でも、ギングリッチ候補は11月に入って2週間連続で20%を出し、ロム二ー候補(9%)に大きく水をあけている。

  ギングリッチ ロム二ー
4月 19% 20%
5月 13% 14%
6月 4% 19%
7月 4% 16%
8月 1% 14%
9月 7% 11%
10月 13% 15%
11月 20% 9%

("Gingrich Leads;Romney at New Low in Positive Intensity," Gallup,)

「モルモン教」に対して保守派が抱く根強い嫌悪感

 なぜギングリッチ候補がこの段階でのし上がってきたのか。

 理由は3つある。

コメント0

「オバマ再選の行方」のバックナンバー

一覧

「再評価? 単なる敵失? ギングリッチ氏が支持率トップに」の著者

高濱 賛

高濱 賛(たかはま・たとう)

在米ジャーナリスト

米政治・経済・社会情勢を日本に発信している。1969年、米カリフォルニア大学卒業、読売新聞社に入社。米特派員、総理官邸・外務省担当キャップ、デスクを経て、調査研究本部主任研究員。98年からUCバークレー校上級研究員。同年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

企業や官公庁の幹部のメールボックスの内容が、まるごと数十万〜数百万円で売られている事例もある。

名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官