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戦国時代に突入した韓国ミネラルウォーター市場

販売権をめぐって裁判沙汰にも

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2012年4月13日(金)

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ミネラルウォーター市場が名実共に戦国時代を迎えている。

 中堅企業や流通事業者がミネラルウォーター市場に新規参入するケースが増えている。市場規模が急速に拡大しているからだ。競争激化は、トラブルも招いている。韓国ミネラルウォーター業界におけるトップブランド「済州サムダス」(以下、「サムダス」)の販売権をめぐって、済州道開発公社とノンシム(農心)が訴訟に及んだ。

 ミネラルウォーター業界は、2011年度の市場規模を5500億ウォン(約412億円)と推定する。普通のミネラルウォーターに、海洋深層水、氷河水、ボトルウォーターなどすべてを合わせた規模である。年平均成長率は10%前後に上る。EMART(訳者注:韓国最大の店舗数を擁する大型スーパー。日本のイオンに相当)では2011年、ミネラルウォーターの売上高(520億ウォン 約39億円)が果汁飲料の売上高(510億ウォン 約38億円)を初めて超えた。ミネラルウォーターの種類も増え、70社が100余りのブランドを流通させている。

韓国ミネラルウォーター(海洋深層水、氷河水、ボトルドウォーターなど飲み水)市場規模(単位:億ウォン)

 EMARTの関係者は、次のように語る。「Well-being(訳者注:価格が高くても健康に良いものを選ぶヘルシー志向)と共働き、独身世帯の増加を背景に、水市場の成長が続いている。価格の高いプレミアムミネラルウォーター市場が特に大きくなっていることから、中堅企業の市場参入が増えている」。

“サムダス紛争”が勃発~済州道議会まで手出し

 一般消費者の間で最も人気があるミネラルウォーターは「サムダス」である。市場に参入したのは1998年。済州道庁の傘下にある済州道開発公社が商品を生産し、全国的な流通網を持つノンシムが販売を担当してきた。

 しかし14年間続いた済州道とノンシムとの関係にひびが入った。2011年12月7日、済州道議会が、流通事業者を代える条例を議決したからだ。条例は、契約終了90日前までにノンシムに契約解除を通知し、新しい流通事業者を公開入札で選定する、と定めている。

 ノンシムは「一方的な契約破棄」であると強く反発したが、済州道開発公社は新しい流通業者の選定を始めた。2012年3月に行われたサムダス流通事業者公開入札は、熾烈な競争となった。クァンドン製薬、ロッテチルソン飲料、コカコーラ飲料、アワーホーム、ナムヤン乳業、セムピョ食品、ウンジン食品の7社が応札した。

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