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揺れる米家電量販大手

日本も明日は我が身か

2012年5月1日(火)

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 米家電量販最大手のベストバイが揺れている。

 4月10日にブライアン・ダンCEO(最高経営責任者)が突然辞任し、同氏の「個人的な行為」について会社が調査していることが明らかになった。その後、「個人的な行為」として疑われる中身が、部下の女性との不適切な関係と会社資産の私的流用であることが報道された。

 ダン氏は28年間同社で働き、一介の店舗従業員からトップに上り詰めたことで知られる。自らの疑惑でその地位を失ったことが話題となったが、こうした疑惑がなかったとしても足場は崩れかけていたのかもしれない。業績不振に直面していたからだ。

 3月29日に発表した2011年12月~2012年2月期決算で、ベストバイは17億ドルの純損失を計上し赤字に転落した。通年でも12億ドルの赤字となった。

 決算発表の時点ではCEOの座にあったダン氏は、今後の巻き返し策を打ち出した。具体的には大型店50店を閉鎖し、400人の従業員を解雇する。併せて、モバイル機器を中心に品揃えする小型店を新たに100店出店するというものだった。

 競合だったサーキット・シティー・ストアーズが2008年に経営破綻し、ベストバイは業界の覇者となったかに見えた。だが、家電販売を襲った構造的な変化に絡め取られてしまった。

 その変化の1つはアマゾン・ドット・コムに代表されるインターネット通販の広がりだ。家電流通専門誌、トゥワイスのまとめによると、アマゾンは2004年には米国の家電売上高上位10社の圏外だった。それが2010年には4位まで躍進している。

 もう1つの変化はウォルマート・ストアーズやターゲット、コストコといった一般量販店の台頭だ。トゥワイスの同じ調査によると、2004年から2010年にかけてこの3社はいずれも家電市場におけるシェアを高めている。

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「揺れる米家電量販大手」の著者

細田 孝宏

細田 孝宏(ほそだ・たかひろ)

日経ビジネス 副編集長

1995年早稲田大学卒業。日経BPに入社し、日経ビジネス編集に配属される。日経アーキテクチュア編集、日経ビジネス・ニューヨーク支局長などを経て現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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