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広がる自転車シェア

NYは税金使わず1万台

2012年6月4日(月)

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 新たな「公共交通機関」として広まるのだろうか。

 ニューヨークで7月から自転車の時間貸しをする自転車シェアリングが始まる。対象はマンハッタンの79丁目以南とブルックリン地区の一部。無人ステーションを各所に設置し、そこで自転車の貸し出し・返却をする。24時間365日利用でき、借りたところとは別のステーションに返すこともできる。2013年までにステーションを600カ所設置し、合計で1万台の自転車を置く。

 ニューヨーク市交通局が計画を立案し、業者を選定した結果、オレゴン州の会社が運営することになった。自転車やステーション関連機器の設置、運営管理、自転車の整備などサービス全般を担当する。この会社は既に首都ワシントンやボストン、豪メルボルンなどで実績がある。

 市ではサービスに必要な費用を集めるためにスポンサーを募った。決まったのはシティバンクとマスターカードで、それぞれ4100万ドル(約32億8000万円)、650万ドル(約5億2000万円)を拠出している。「シティバイク」と命名され、自転車やステーションにはシティバンクのロゴマークが使われる。

 600カ所のステーションに1万台という規模もさることながら、ニューヨークの特徴は市は一切費用を負担していないことだ。設置・運営はスポンサー料と利用料で賄う。

 「この自転車シェアの下敷きになるアイデアは、街を移動するもう1つの選択肢を用意する、というシンプルなものだ。我々はこの選択肢を納税者にとってコストをかけず作り出した」

 マイケル・ブルームバーグ市長はこう自賛する。

 他都市では企業スポンサーがついていても、自治体からの金銭的支援も必要とするのがほとんど。市の負担がゼロというのは大スポンサーを見つけられるニューヨークの強みと言える。

7月からニューヨーク市で始まる自転車シェアリングのウェブサイト。車体にはスポンサーであるシティバンクのロゴが使われる

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「広がる自転車シェア」の著者

細田 孝宏

細田 孝宏(ほそだ・たかひろ)

日経ビジネス 副編集長

1995年早稲田大学卒業。日経BPに入社し、日経ビジネス編集に配属される。日経アーキテクチュア編集、日経ビジネス・ニューヨーク支局長などを経て現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ビル・エモット 国際ジャーナリスト、英エコノミスト誌・元編集長