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冷房、タオルは追加料金、格安ホテル アジアで台頭

2012年6月11日(月)

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 この10年、旅行産業における最も大きな変化はLCC(格安航空会社)の台頭だろう。アジアでは、マレーシアのエアアジアを筆頭に次々に新しい航空会社が生まれ、海外旅行を楽しむ層の底辺拡大につながっている。

 その低価格化の波はホテルにも押し寄せている。「LCH=Low Cost Hotels」とでも呼べる格安ホテルチェーンが存在感を増しつつある。

 代表選手は、こちらもマレーシアの「チューン・ホテルズ(Tune Hotels)」。2007年に開業したこのチェーンは、エアアジアの創業者トニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)などが設立したチェーングループに属する。

 ホテル数は現在は21軒。本拠地のマレーシアでは首都クアラルンプールやクアラルンプール国際空港LCC専用ターミナル近く、ペナン、コタキナバルなどに広く展開している。最近では東南アジア諸国連合(ASEAN)での拡大を進めており、インドネシアやタイ、フィリピンでもオープン済みだ。2010年には英国ロンドンにも進出を果たした。インドや中東、北アジアへの進出も計画しており、2016年までに150軒に拡大する目標を掲げる。

 世界中どんな街にも必ず“安宿”は存在する。チューン・ホテルズの新しさは、LCCに似た独特のビジネスモデルにある。宿泊客に提供する基本サービスを徹底的に絞り込み、追加サービスに課金するというものだ。

マレーシアの「チューン・ホテルズ」の室内。低価格ながら高級ホテル並みのベッドを売りにしている

テレビもタオルもオプション

 例えば6月下旬に、クアラルンプール市内の同チェーンでシングルルーム1部屋に宿泊1人分をインターネット経由で予約すると、基本料金は60リンギ(MYR=約1470円)となる。基本料金はホテルや時期によって異なるが、多くが数百円から千数百円程度に設定されている。

 1泊数十円といった破格の販促価格を提供する手法もLCCと似ている。

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「冷房、タオルは追加料金、格安ホテル アジアで台頭」の著者

熊野 信一郎

熊野 信一郎(くまの・しんいちろう)

日経ビジネス記者

1998年日経BP社入社。日経ビジネス編集部に配属され製造業や流通業などを担当。2007年より日経ビジネス香港支局に異動、アジアや中国に関連する企画を手がける。2011年11月に東京の編集部に戻る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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