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日本企業を超えた?行列できる飲料チェーン

2012年7月17日(火)

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 今中国で、若者が行列を作る茶系飲料チェーンがある。香港で喫茶レストランを展開している「仙踪林(シェンゾンリン)」が2006年から中国大陸で始めた「快楽檸檬(クァイラァリーモン/ハッピーレモン)」だ。頭がレモンの形をしたキャラクターが目印で、50種類以上の飲料を1杯6~15元(約75~190円)で販売している。

 人気の秘密は安全性を前面に打ち出したこと。使用食材はすべて海外から輸入した天然素材で、カップやストローは台湾製という力の入れようだ。

若い女性を中心に客足が絶えない「ハッピーレモン」。ポイントをためれば独自グッズがもらえる

「ハローキティ」がお手本

 中国では下水にたまった廃油を食用油に再利用していた事件が発覚するなど、食を巡る問題が絶えず、中国の食品及び外食企業に対する消費者の信頼は低い。ハッピーレモンは消費者に安心感を抱かせるため、“中国色” を徹底して打ち消す戦略を取っている。

 顧客の囲い込み戦略も奏功している。利用額に応じてポイントがたまる会員カードを発行し、ポイントに応じてノートやペンなどのオリジナルグッズを贈呈する。主たる顧客層としている10~20代の女性が欲しがる商品を毎年10種類ほど投入するが、これらは原則販売しない。あくまでもリピーターに対する「ご褒美」という位置づけだ。

 安心・安全な食材にポイントカードとかわいらしいキャラクターを前面に押し出した戦略には、既視感を抱くかもれない。実際、荘清満(ジュアンチンマン)総経理は、「我々は日本企業を見習った」と明かす。

 日本好きの荘総経理はプライベートも含め、年に2~3回は訪日し、その都度発見する日本の優れた手法を貪欲に取り入れ、事業を拡大していく。キャラクター戦略は「ハローキティ」がお手本だ。ポイントに応じて独自商品を提供する手法は、「ミスタードーナツ」などが昔から行っており、日本人には馴染み深い。

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「日本企業を超えた?行列できる飲料チェーン」の著者

坂田 亮太郎

坂田 亮太郎(さかた・りょうたろう)

日経ビジネス副編集長

東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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